メルセデスベンツ、改良新型GLS発表 SUVのSクラスがさらなる高みへ

メルセデスベンツ GLS 改良新型
メルセデスベンツ GLS 改良新型全 12 枚

メルセデスベンツは、フラッグシップSUV「GLS」の改良新型モデルを発表した。同モデルは「SUVのSクラス」として知られており、今回の刷新でそのプレステージ性をさらに高めている。

【画像】メルセデスベンツ GLS 改良新型

メルセデスベンツ GLS 改良新型メルセデスベンツ GLS 改良新型

ボンネット上には直立したスリーポインテッドスターを採用。これはSクラスへのオマージュでもある。一部市場では点灯式となっており、中国では停車中に、アメリカでは走行中も点灯する。

フロントグリルは大型化され、イルミネーション付きクロームサラウンド、3本の水平クロームフィン、1本の垂直フィン、メルセデスベンツパターンで構成される。フロントバンパーも刷新され、ヘッドランプとグリルを黒いパネルで視覚的につなぐデザインとなった。リアには一体感のあるデザイントリムを採用し、車幅の広さを強調している。

メルセデスベンツ GLS 改良新型メルセデスベンツ GLS 改良新型

室内では、エアベントが従来の四角形から丸形に変更された。新色「ビーチブラウン」と黒の組み合わせが追加され、アルティコおよびルガーノレザーで選択可能だ。ダークブラウンのオープンポアバーチウッドやブラウンのオープンポアウォールナット、ライトカラーのアルミニウムフローイングラインなど、3種類の新トリム素材も用意された。

シートはシートクッション奥行きの電動調整が標準装備となり、3Dシートグラフィックとモカシンステッチを採用した新デザインとなった。ステアリングホイールには「ロッカー&ローラー」操作コンセプトを採用し、メッキ仕上げのローラーがアナログ感のある操作感を提供する。

12.3インチ(31.2cm)ディスプレイ3枚を大型ガラス面の下に配置したMBUXスーパースクリーンを標準装備する。40以上のアプリが利用可能で、音楽・動画・ゲームなど多彩なサービスに対応する。オプションで3Dドライバーディスプレイも選択できる。

欧州など多くの国では、助手席のディスプレイで走行中も動画コンテンツを視聴可能。ディズニープラス、ユーチューブ、ライドビュー(一部市場)などのストリーミングサービスに対応する。カメラシステムがドライバーの視線を監視し、脇見の危険がある場合は助手席ディスプレイを自動的に暗くする安全機能も備える。

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後席には11.6インチ(29.5cm)フルHDディスプレイを2枚装備した「MBUXハイエンドフォンドエンターテインメント」システムを搭載。タッチスクリーンまたはオプションのMBUXリモコンで操作でき、エアコンやウィンドウブラインドなどの快適機能も操作可能だ。

GLS 580 4MATICのV8エンジンは、出力が380kWから395kWに向上し、最大トルクは730Nmから750Nmに増加。回転数2500~4500rpmの広い範囲でトルクを発揮する。フラットプレーンクランクシャフトの採用や噴射システム・排気後処理の最適化により、将来の排ガス規制にも対応する。

メルセデスベンツ GLS 改良新型メルセデスベンツ GLS 改良新型

GLS 450 4MATICの6気筒ガソリンエンジンは、新型電動補助コンプレッサーや最適化されたシリンダーヘッドにより、定格トルクが12%増の560Nmを達成した。

6気筒ディーゼルモデルのGLS 350d 4MATICとGLS 450d 4MATICには、電気加熱式触媒を初めて採用。エンジンブロックとシリンダーヘッドはアルミニウム製とし、前軸の重量を軽減して操縦性を向上させた。メルセデス・ベンツがフォーミュラ1でも使用するNANOSLIDE®シリンダーライナーや、シェーカー冷却を採用したハイテクスチールピストンも採用している。

全エンジンに48ボルト電気システムを備えた統合スタータージェネレーター(ISG)を搭載し、コースティング・ブースト・回生機能による燃費向上を実現。NVH(騒音・振動・ハーシュネス)対策として、トランスミッショントンネルやエンジンバルクヘッドへの高品質不織布の採用、エンジンカバーへの重量マット追加、ボディシェルへの吸音フォーム充填なども施されている。

《森脇稔》

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