佐渡汽船(所在地:新潟県佐渡市)は4月3日より、観光客向けのカーシェアリング事業を開始した。
●フェリー・ジェットフォイルの時刻と移動課題
佐渡へのアクセスを担うカーフェリーとジェットフォイルは、早朝から深夜にかけて運航している。新潟発~両津着のカーフェリーは初便が8時30分着、最終便が22時00分着。ジェットフォイルは初便が9時02分着、最終便が18時07分着だ。
いっぽう両津発~新潟行きのカーフェリーは初便が5時30分発、最終便が19時30分発。ジェットフォイルは初便が7時20分発、最終便が16時55分発となっている。
特にカーフェリー最終便の22時00分着など、深夜に島へ到着するケースでは、従来のレンタカーは営業時間の制約から「到着後すぐに移動できない」といった課題があった。また両津発でも返却時間に制限があるった。
●24時間・完全無人のカーシェアで課題を解決
新サービスは24時間いつでも3時間単位で利用できる無人カーシェアだ。予約から開錠・返却までスマートフォンで完結し、窓口での手続きは不要。事前に利用者登録を済ませておけば、深夜の到着直後でも車を使い始めることができる。
料金は補償料・燃料代込みの設定で、レンタカーよりリーズナブルな価格帯を実現したとしている。年会費・月額費用はなく、専用予約サイトからの事前予約で利用できる。
カーシェアステーションは新潟県佐渡市両津夷255-69に設置され、両津港から徒歩6分の距離。
●レンタカーとカーシェアを一画面で選べる新予約サイト
あわせて、レンタカーとカーシェアをひとつの画面で選択できる新予約サイトを公開した。直感的な操作画面(UI)により、佐渡到着前から移動計画を立てやすくなる。
●新たな島内移動ブランドも策定
サービス開始にあわせ、佐渡汽船グループは貸切バス・レンタカー・カーシェアを横断した新たなシンボルロゴを策定した。佐渡の伝統的な織物「裂き織り」をモチーフとし、横ストライプは佐渡の自然・光・文化を、縦ストライプは地中から伸びる金鉱脈をそれぞれ表現している。基本色には、佐渡島北部の大野亀に自生する日本一のトビシマカンゾウにちなんだ「飛島萱草色(とびしまかんぞういろ)」を採用した。
佐渡汽船は今後も港周辺を中心に拠点の拡充を進め、観光客の移動課題の解決に取り組むとしている。海上輸送に加え、島内交通の利便性向上を通じて佐渡観光のさらなる価値向上に貢献していく方針だ。




