純正オーディオのまま音が激変、BREEZEのアウディA1が示す賢いシステムアップ[car audio newcomer]by BREEZE 後編

純正オーディオのまま音が激変、BREEZEのアウディA1が示す賢いシステムアップ[car audio newcomer]by BREEZE 後編
純正オーディオのまま音が激変、BREEZEのアウディA1が示す賢いシステムアップ[car audio newcomer]by BREEZE 後編全 9 枚

奈良県のプロショップBREEZEのデモカー、アウディ『A1』は、初心者にもわかりやすいシンプルな構成で、加工を抑えた取り付けによりカーオーディオのハードルを下げた1台だ。サブウーファーの設置やDSP調整の工夫にも注目したい。

【画像全9枚】

◆ラゲッジフロア下の空きスペースを使い 8インチサイズのパワードサブウーファーを設置

奈良県のプロショップであるBREEZEのデモカー、アウディA1。前編でお伝えした通り、フロント2ウェイスピーカーは純正デザインを変更することなくスマートに取り付けられている。さらにジュラルミンバッフルを用いるなど、高音質化にも徹底してこだわった作り込みが施されていることがわかった。

そんなデモカーは、低音再生の面でも魅力あふれる仕上がりとなった。フロントステージ同様、純正機能やラゲッジスペースを犠牲にすることなく、十分な低音再生能力を備えているのが注目点だ。チョイスしたのは、ボックスタイプのパワードサブウーファーであるオーディソンのAPBX8AS。取り付けたのはラゲッジフロア下のスペースだ。純正状態でフロア下にはかなり大きな容積が確保されているこのクルマなら、ここに8インチサイズのウーファーボックスを収められると判断して設置している。

ただし、フロアの底は凹凸があるため、フロアボードを新設して平面を作ったうえでパワードサブウーファーをインストールした。固定も強固になり、低音をしっかりと車内に響き渡らせることができる取り付けとなっている。充実した取り付けによって、十分な容量のエンクロージャーを備えたこのパワードサブウーファーの能力を存分に引き出し、厚みのある低音再生を可能にしている。

さらにデモカーらしく、サブウーファーの有無を切り替えて試聴できる仕組みも装備した。サブウーファーの効果を体感したことのない初心者ユーザーにも、その違いがわかりやすい。単なる低音の有無ではなく、サウンド全体の厚みの変化を体感できる仕組みだ。比較試聴すれば、だれもがサブウーファーの有用性を理解できるだろう。そういった意味でも効果満点のデモカーとなっている。

◆DSPアンプを使って各スピーカー群を調整 素性の良いベース車両の高音質化を実現

BREEZEのデモカーであるアウディA1にインストールされたフロント2ウェイ+サブウーファーのスピーカーシステムをコントロールしているのが、ヘリックスのDSPアンプ「P-SIX DSP」だ。実績のあるDSPアンプで、これまでも数多くのシステムに導入されてきた定番モデルでもある。もちろん、質感の高いサウンドも自慢の高性能かつ高機能なDSPアンプだ。

そんなP-SIX DSPの取り付けも、いたってスマートだ。デッドスペースを上手に利用している点も、スピーカーやサブウーファーの取り付けと共通する特徴となっている。これなら愛車への装着を想定した場合でも、取り付け場所に悩むことはなさそうだ。実際に取り付けているのはシート下。スピーカーの取り付けと同様、加工なしで装着している点も万人受けするスタイルといえる。

DSPによるサウンド調整については、BREEZE代表の木村さんがこう話す。「アウディA1は、もともと高音質化するうえで素材の良いベース車両です。ドアの素性も良く、しっかり鳴る傾向があります。デモカーはリアスピーカーも鳴らしていますが、各スピーカーをDSPで整えることで、かなりの高音質化が望めるクルマです。実際に試聴してもらえれば、それを感じてもらえると思います」

◆純正オーディオを利用して使い勝手をキープ それでいて高音質化が体感できるデモカーとなった

音楽プレーヤーは特別なユニットを用いるのではなく、純正オーディオをそのまま使っているのもシンプルでわかりやすい。ステアリングリモコンがそのまま使える点も利便性が高く、幅広いユーザーに受け入れられるだろう。また表示部も純正オーディオをそのまま利用するため、見やすく操作しやすいのも使い勝手の良さにつながっている。

また、音楽データのクルマへの持ち込みはUSBを介して行うシステムとしている。純正の端子をそのまま使って純正オーディオにインプットする、いたってシンプルな構成だ。特別な操作を必要としない点でも、初心者ユーザーにとって親しみやすいシステムとなった。純正オーディオプレーヤーを使いつつ、スピーカーやサブウーファー、DSPアンプをシステムアップすることで、ここまで音が良くなることを体感できるデモカーに仕上がっている。

これからカーオーディオを始めたいと思っているユーザーにとっても、比較的ハードルが低いライトなシステムを導入したBREEZEのデモカーは参考になるはずだ。加工を抑えることで、純正内装を変更したくないというユーザーニーズにも合致した取り付けとしている点も見どころ。もちろん高音質化は、聴けばわかるレベルの高さに達している。オーディオのシステムアップを考えているユーザーなら、今回紹介したBREEZEのデモカー・アウディA1を一度試聴してみるといいだろう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後、出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務した。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請け負った。現在もカーオーディオをはじめとしたライティングを中心に活動中。

《土田康弘》

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