EV普及は減速か現実化か、2030年36%に…OEMの投資縮小反映 カウンターポイント予測

世界EV販売比率予測・2035年
世界EV販売比率予測・2035年全 10 枚

カウンターポイントリサーチは、2030年までのグローバル乗用車販売に占めるEV比率が36%に達するとの市場予測を発表した。従来予測から下方修正されたいっぽうで、長期的には電動化の成長基盤は維持される見通しだ。

カウンターポイントリサーチによると、グローバル乗用車販売に占めるEV比率は、2025年から2030年にかけて年平均成長率10%で拡大し、2030年には36%に達する見通し 。

いっぽうで今回の予測は、従来の2030年44%から下方修正された。自動車メーカー各社がEV生産計画を縮小・延期する動きを反映したものだ 。

背景には、EV需要の伸び悩みや収益性の課題がある。フォード、ゼネラルモーターズ、ホンダなど複数のOEMは、EV関連で合計700億ドル超の評価損や損失を計上しており、戦略の見直しが進んでいる 。

ホンダが市販化を中止:ホンダ0 SUV

その結果、業界は従来の積極的な電動化から、より慎重で現実的な投資へと転換している。ボルボはEV目標の達成時期を後ろ倒しし、メルセデスベンツは内燃機関への投資を増やすなど、電動化と従来技術の併存戦略が広がっている 。

《高木啓》

アクセスランキング

  1. 光岡自動車、ノア / ヴォクシーの新型搬送車発売…機能を絞って
  2. カワサキ『Ninja H2 CARBON』2027年1月23日発売決定、国内300台予定で418万円
  3. ホンダ『ZR-V』の顔が大胆に変わる!? 2028年、大幅改良の進化ポイントは
  4. レクサス『LBX』一部改良、乗り心地の向上と新色追加…445万円から
  5. ホンダ『ヴェゼル』改良新型、快適装備を拡充…価格は277万7500円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  3. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  4. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  5. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
ランキングをもっと見る