ポルシェ初の日本限定車、『911 GT3』の「アルティザンエディション」は30台限り…江戸切子・藍染の伝統工芸と融合

・ポルシェジャパンが日本市場向け限定30台の「911 GT3アルティザンエディション」をまもなく導入する。

・江戸切子・藍染など日本の伝統工芸の精神をデザインに取り入れた、初の日本限定モデル。

・4.0L自然吸気水平対向6気筒エンジン(510PS)にマンタイキットを装着し、サーキット性能を強化している。

ポルシェ『911 GT3』の「アルティザンエディション」
ポルシェ『911 GT3』の「アルティザンエディション」全 7 枚

ポルシェジャパンは4月27日、ドイツ本社と連携して開発した日本市場向け特別限定モデル「911 GT3アルティザンエディション」を30台限定でまもなく導入すると発表した。

【画像】ポルシェ『911 GT3』の「アルティザンエディション」

同モデルは「真のラグジュアリーは細部に宿る」という思想のもと、ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャーが特別に仕立てた、初の日本限定モデル。機械工学と職人技(クラフトマンシップ)という二つの世界を結びつけた唯一無二の一台と位置づけられている。

■510PSを発生する自然吸気エンジンにマンタイキットを装着

搭載エンジンは4.0Lの自然吸気水平対向6気筒で、最高出力510PS、最大トルク450Nmを発生する。さらに、ニュルブルクリンクを拠点とするポルシェGTモデルのスペシャリスト「マンタイ」が手がけたマンタイキットを装着する。

マンタイキットの主な内容は、アルミニウム製ショックボディとトップマウントを備えた4ウェイ調整式コイルオーバーサスペンション、ペダルフィールを向上させるスチールスリーブ付きブレーキラインセット。

ポルシェ『911 GT3』の「アルティザンエディション」ポルシェ『911 GT3』の「アルティザンエディション」

そして高速域のダウンフォースと安定性を高めるエアロダイナミクスパッケージ(フロントリップ・フラップ、カーボン製エアロディスク、リアディフューザー、強化カーボン製リアウイングなど)で構成される。日常での実用性を損なわずにサーキット性能を高める、メーカー正式承認のパッケージである。

■江戸切子・藍染からインスピレーションを得たデザイン

エクステリアはホワイトを基調に、クラブブルー(W60)のペイント・トゥ・サンプルと淡いブルーのアクセントを施し、藍染が象徴するジャパンブルーへの敬意を表現している。サイドリバリーには空気と時間の流れを象徴するグラデーションを採用した。

ポルシェ『911 GT3』の「アルティザンエディション」ポルシェ『911 GT3』の「アルティザンエディション」

インテリアのレザーには内側にスピードブルー、外側にホワイトのダブルステッチを採用。ブラックのブラッシュドアルミニウム製イリュミネイテッド・ドア・シルガードには「GT3 Artisan Edition」のロゴが入る。シートのパターンは日本の伝統的な藍染から着想を得ており、クラフトマンシップ・忍耐・精密さを体現する。

オーナー向けアクセサリーとして、ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャー製のウォレットとキーポーチも用意される。車両キーはボディと同じホワイトで塗装され、エクステリアのリバリーを反映したグラフィックオーバーレイが施されている。

■ポルシェのモータースポーツスペシャリスト、マンタイ

マンタイはポルシェが51%の株式を保有し、ドイツ・モイシュパトを拠点に350名以上の従業員を擁するポルシェGTモデル専門のレーシングチームだ。30年以上の歴史を持ち、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェにおける市販車最速記録の一つを保持している。マーティンおよびニコラス・レーダー兄弟が運営し、「Closer to Perfection」をミッションステートメントに掲げている。

《森脇稔》

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