VWゴルフGTIに「クラブスポーツ 24h」、397馬力+軽量化仕様に進化…ニュル24時間レースに3台体制で参戦へ

・フォルクスワーゲンは2026年のニュルブルクリンク24時間レースにゴルフGTI クラブスポーツ 24hを3台エントリーし、SP4Tクラスで3連覇を目指す。

・マシンは397PS(291kW)を発揮し、アクティブギアボックス冷却やカーボン製ボンネットリッドなど新機能を追加、車両重量は1200kgを実現した。

・全3台はE20燃料(再生可能原料60%)を使用し、CO2排出量の削減にも取り組む。

VWゴルフGTIの「クラブスポーツ 24h」
VWゴルフGTIの「クラブスポーツ 24h」全 3 枚

フォルクスワーゲンは、5月14~17日に開催される世界的な耐久レース「ニュルブルクリンク24時間レース」に、『ゴルフGTI クラブスポーツ 24h』の3台体制でエントリーすると発表した。

【画像】VWゴルフGTIの「クラブスポーツ 24h」

VWゴルフGTIの「クラブスポーツ 24h」VWゴルフGTIの「クラブスポーツ 24h」

SP4Tクラスには2台が出場する。カーナンバー50には、レースドライバー兼VWのテスト・開発ドライバーであるベンジャミン・ロイヒター(ドイツ)、FIAワールドラリークロス選手権8回優勝のヨハン・クリストファーソン(スウェーデン)、ニュルブルクリンクのスペシャリストであるハイコ・ハンメル(ドイツ)とニコ・オットー(ドイツ)が乗り込む。目標はSP4Tクラスでの3連覇だ。

カーナンバー76には、ファビアン・フェッテル(ドイツ)、ティモ・ホッホヴィント(ドイツ)、ジョナサン・モゴツィ(南アフリカ)、そしてニコ・オットーが参戦する。

さらに、SP3Tクラスにはカーナンバー10が出場する。元ドイツ代表サッカー選手のマックス・クルーゼ(ドイツ)、クリストフ・レンツ(ドイツ)、マティアス・ワーゼル(ドイツ)、イェンス・ドラーレ(ドイツ)がドライバーを務める。3台はいずれも、デュイスブルク(ドイツ)を拠点とするマックス・クルーゼ・レーシングが準備・エントリーを担当する。

VWゴルフGTIの「クラブスポーツ 24h」VWゴルフGTIの「クラブスポーツ 24h」

マシンは397PS(291kW)を発揮し、昨年モデルからさらに進化を遂げた。新たにアクティブギアボックス冷却システムを搭載し、24時間耐久テストでの信頼性向上を図った。エンジンのキャリブレーションも細かく調整されている。

軽量化にも力を入れており、2025年からドアにカーボンファイバー複合材を採用していたが、今回はボンネットリッドにも同素材を使用した。車両重量はドライバーなしで1200kgを実現し、俊敏性と速度の両立を目指す。また、起伏が激しく曲がりくねったノルトシュライフェの過酷な条件に対応するため、レース用シャシーもほぼ全面的に見直された。

全3台は、再生可能原料を60%使用したE20燃料を採用し、高いパフォーマンスを発揮しながらCO2排出量の削減にも貢献する。

《森脇稔》

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