アイシンは5月18日、西尾ダイカスト工場で溶解炉1台から排出されるCO2の全量(3t-CO2/日)を対象に、分離・回収する小型・高効率な装置の実証実験を開始したと発表した。
本実証で用いるのは、吸収液を使う化学吸収方式だ。溶解炉で発生したCO2を「吸収塔」で吸収液に取り込み、その後「放散塔」でCO2を取り出し、高純度のCO2として回収する。回収したCO2は、メタン燃料やコンクリート原料などに再利用し、資源循環につなげる方針だ。
装置は、独自設計の回収機構と機構に最適化した吸収液により小型化した。さらに、溶解炉の排熱をCO2回収に必要な加熱源として活用する熱回収システムを併設し、稼働に必要なエネルギーを抑えるとしている。



