日野自動車、新型12速トランスミッション「M112」カットモデル初公開へ…人とくるまのテクノロジー展 2026

・日野自動車は「人とくるまのテクノロジー展 2026」の横浜・名古屋両会場に出展し、大型トラック用新トランスミッション「M112」のカットモデルを初公開する。

・小型EVトラック「デュトロ Z EV」は累計2000台以上を販売、2026年夏にバッテリー容量増強などの改良新型を発売予定。

・名古屋会場限定で、日本初の量産型燃料電池大型トラック「プロフィア Z FCV」と小型EVコンセプトカー「ポンチョドット」を展示する。

日野自動車のブースイメージ
日野自動車のブースイメージ全 6 枚

日野自動車は、5月27~29日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」と、6月17~19日にアイチ スカイ エキスポで開催される「人とくるまのテクノロジー展 2026 NAGOYA」に出展する。

【画像全6枚】

大型トラック用 新トランスミッション 「M112」 (Pro Shift12) のカットモデル大型トラック用 新トランスミッション 「M112」 (Pro Shift12) のカットモデル

今回の目玉は、カーボンニュートラルの実現に向けた省燃費走行を可能にする大型トラック用新トランスミッション「M112」(Pro Shift12)のカットモデルの初公開だ。内部構造を間近で見ることができる。

「M112」は、12段のギヤを使ったきめ細かな低回転変速を自動で行い、経験の浅いドライバーでも優良ドライバーのようなシフトチェンジを実現する。エンジン回転数を抑えたスムーズな変速により、滑らかな加速と車内の静粛性・走行性能の向上にも貢献する。

日野デュトロ Z EV改良新型日野デュトロ Z EV改良新型

小型EVトラックの日野『デュトロ Z EV』は、2022年6月の発売以来、累計2000台以上を販売。物流のラストワンマイルの現場で活用されている。2026年夏発売予定の新モデルは、超低床・ウォークスルー構造や普通免許で運転可能なサイズといった使いやすさを維持しつつ、バッテリー容量の増加による航続距離の延長など、現場の声を反映した改良が施される。

そのほか、ごみ収集業務の効率化を支援するサービス「GOMIRUTO(ごみると)」、全長25mのダブル連結トラック導入を支援する「ダブル連結トラック導入サポート」、輸配送最適化・効率化システム「NeLOSS」、商用EVの導入・運行支援事業「CUBE-LINX」、物流ビッグデータで交通を可視化する「Logita」(日野コンピューターシステム)、自動運転・安全技術の取り組みなども紹介される。

小型EVコンセプトカー「ポンチョドット」小型EVコンセプトカー「ポンチョドット」

名古屋会場では2つの限定展示も行われる。トヨタ自動車と日野が共同開発し、2025年10月に発売した日本初の量産型燃料電池大型トラックの日野『プロフィア Z FCV』と、日野デュトロ Z EVをベースに地域の移動課題解決を目指す小型EVコンセプトカー「ポンチョドット」だ。「ポンチョドット」は自動運転先進技術を搭載し、買い物・送迎・物流など幅広い用途への活用を想定している。

日野自動車は2026年4月1日よりアーキオングループの一員となり、カーボンニュートラル社会の実現に向けたゼロエミッション車の開発・製造や、地域・物流課題の解決に取り組んでいる。

《森脇稔》

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