三菱独自の四輪制御技術「S-AWC」の現在と未来は、新型『デリカD:5』の分解展示も…人とくるまのテクノロジー展2026

三菱自動車の「人とくるまのテクノロジー展2026」ブースイメージ
三菱自動車の「人とくるまのテクノロジー展2026」ブースイメージ全 11 枚

三菱自動車工業は、5月27日から29日までパシフィコ横浜にて開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA」に出展する。新型『デリカD:5』の分解展示をおこなうほか、三菱独自の四輪制御技術「Super-All Wheel Control(S-AWC)」をアピールする。

【画像】「S-AWC」の仕組みと、今後の進化

「S-AWC」は、4輪それぞれの駆動力と制動力を常時最適に制御することで、雪道や未舗装路などの悪路における圧倒的な安定性と、ドライバーの意図通りに違和感なく曲がれる優れた操縦性を高い次元で両立する、三菱自動車独自の車両運動統合制御システム。三菱がめざす、どんな路面や天候でも安全・安心・快適かつ自信を持って運転できる価値を提供するための基幹技術だ。

四輪の駆動力(進む力)と制動力(ブレーキ)を自在に、かつシームレスに四輪で制御することでタイヤが路面に食いつく力をバランスよく活用。ドライバーの操作に対して遅れなく、さらに思った通りの動きを実現することで運転に安心感が生まれるという。

三菱自動車独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」三菱自動車独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」

この「S-AWC」は2007年に登場した『ランサーエボリューションX』(生産終了)を皮切りに、現在は『デリカD:5』や『アウトランダーPHEV』、『トライトン』などに搭載。それぞれ四輪駆動のシステムそのものは異なるが、アウトランダーPHEVのような電動車であっても考え方は同じだという。また、モーターで駆動する電動車の場合、エンジン車と比べておよそ10倍の速さで制御をおこなうことができるため、今後はさらに緻密かつ最適な走行が可能になる。

「S-AWC」はこうした「電動化」と、様々なセンシング情報やAIを用いた「知能化」によりさらに進化する。今後は、タイヤホイールの中にモーターを内蔵した「インホイールモーター」や、3モーターによる4WD、さらに4モーターによる4WDや、路面状況や道路環境などを先読みする技術、ドライバー監視技術などを取り込むことで、「どこでも・だれでも自信を持てる走りを追求」していく。

電動化による「S-AWC」の進化電動化による「S-AWC」の進化

「人とくるまのテクノロジー展2026」では、ブーステーマを「三菱自動車の走りを支える Super All Wheel Control」とし、同技術を技術パネルで紹介し技術説明員が詳しく解説するほか、開発者による技術プレゼンテーションも会期中毎日実施する。デリカD:5の分解展示と合わせ、「S-AWC」への理解を深めることができる。

「人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA」は5月19日から6月9日までの期間、オンライン展示会を開催。5月27日から29日までの期間、パシフィコ横浜でリアル展示会がおこなわれる。

また6月17日から19日には、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で「人とくるまのテクノロジー展2026 NAGOYA」が開催。オンライン展示会は6月10日~7月1日まで。

三菱自動車の「人とくるまのテクノロジー展2026」ブースイメージ三菱自動車の「人とくるまのテクノロジー展2026」ブースイメージ

《レスポンス編集部》

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