最新の人気映画2作品にヤマハ発動機のバイクが登場し、活躍していることをご存知だろうか? その作品とは、4月29日に公開された『SAKAMOTO DAYS』、そして4月10日に公開された『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』だ。劇中車として登場する2台にフォーカスし紹介したい。
◆目黒蓮 扮する「坂本太郎」が乗るのは…
映画『SAKAMOTO DAYS』は、週刊少年ジャンプ連載の人気漫画を原作に、「Snow Man」の目黒蓮主演により実写映画化。かつて「史上最強」と恐れられた伝説の元殺し屋・坂本太郎(目黒蓮)が、愛する家族と平和な日常を守るため、次々と迫り来る刺客たちと戦いを繰り広げる、ド派手なアクションとコメディが融合した物語となっている。
そんな元殺し屋の坂本を演じる目黒蓮が搭乗し、劇中でアクションを繰り広げるヤマハ車が『XSR125』だ。原作漫画やイメージイラストでは、無個性なクラシックバイクとして描かれていたが、実写映画では最新のネオレトロバイクであるXSR125が起用された。
ヤマハ XSR125 ABS(ベリーダークオレンジメタリック)
XSR125は、2023年12月に発売。クラシカルな外観と最先端のテクノロジーを融合させた「ネオレトロ」スタイルが特徴となっている。ヤマハの中でも「スポーツヘリテージ」と呼ばれるXSRシリーズの末弟として設定され、バイクらしい堂々としたスタイルながら原付2種免許で乗れる125ccクラスという点で、注目を集めた。2025年4月には新色の「シルバー」と「ブラウン」が登場、さらに足つき性を向上させるアクセサリーパッケージも登場し、より多くのライダーが楽しめるモデルとなった。価格は50万6000円。
ちなみに、このXSR125をベースに、エンジン排気量を155ccに拡大することで高速道路の走行も可能になった『XSR155』も6月30日に発売となる。
◆意外にも?「ガンダムつながり」なあのバイク
映画『名探偵コナン』シリーズについては紹介不要とは思うが、今作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』は国民的大ヒット漫画・アニメの劇場版第29作。主人公のコナンと蘭、園子、小五郎は、バイク好きの女子高校生・世良真純とともに、バイクの祭典「神奈川モーターサイクルフェスティバル」が開催される横浜・みなとみらいに向かう途中、暴走する謎の黒いバイクに遭遇する…という内容で、今作ではバイクがフィーチャーされている。
劇中に登場するのは『XT400 アルティシア』で、90年代に発売されていたモデル。これまでも世良真純の愛車として、劇中で八面六臂の活躍を見せていた。XTシリーズはヤマハが展開していたオフロードバイク(デュアルパーパスモデル)で、XT400 アルティシアは海外向けの『XT600』をベースに排気量を日本市場に対応させたもの。
YAMAHA e-RIDE BASEで展示中のヤマハ XT600ちなみに『名探偵コナン』原作者の青山剛昌氏はロボットアニメ『機動戦士ガンダム』好きとしても知られ、作中にもガンダムの登場人物をオマージュしたキャラクターが多数登場する。実はこのXT400 アルティシアもそんな作者の「ガンダム好き」が感じられる起用で、オーナーである世良真純(せら・ますみ)は、ガンダムのヒロインで「赤い彗星シャア」の妹「セイラ・マス」がモチーフとなっており、その本名が「アルテイシア・ソム・ダイクン」であることから白羽の矢が立ったようだ。
◆横浜「YAMAHA e-RIDE BASE」で実車が展示中
この「アルティシア」の実車が、横浜みなとみらいにあるヤマハ発動機のブランド発信拠点「YAMAHA e-RIDE BASE」に展示されている。
横浜市では、劇中の舞台がみなとみらいであることを記念したコラボレーションによるスタンプラリーを4月10日~7月31日まで開催中で、市内10カ所のスポットを巡ってスタンプを集めると、横浜限定のオリジナルノベルティ(オリジナルステッカー)がもらえる。YAMAHA e-RIDE BASEはスタンプラリーの引換所となっていることから、今回の展示につながったようだ。
YAMAHA e-RIDE BASEで展示中のヤマハ XT600展示されているアルティシアは劇中そのものの車両ではなく、エンジン排気量の大きい「XT600」かつカラーリングも異なるが、形はまったく同じ。会場の説明書きにも「このバイク、実は…名探偵コナン 世良真純ちゃんのバイク XT400アルティシアの兄貴分なんです!(形はまったく一緒。排気量と色が違うだけ)」と書かれている。劇中車を実際に見ることができる貴重な機会、名探偵コナンファンならスタンプラリーのついでに訪れてみては?




