VW 「GTI」初のEV、『ID.ポロGTI』世界初公開…226馬力モーター搭載

フォルクスワーゲン『ID.ポロGTI』
フォルクスワーゲン『ID.ポロGTI』全 10 枚

フォルクスワーゲンは、「GTI」バッジを冠した初の電動モデル『ID.ポロGTI』を世界初公開した。

【画像】フォルクスワーゲン『ID.ポロGTI』

フォルクスワーゲン『ID.ポロGTI』フォルクスワーゲン『ID.ポロGTI』

初代 GTI のデビューから50周年という節目に登場した同モデルは、出力166kW(226ps)、最大トルク290Nmを発揮するコンパクトスポーツカーだ。静止状態から100km/hまでの加速は6.8秒を達成しながら、日常使いにも対応する実用性を備える。

1976年の初代 GTIと同様に、駆動力はフロントアクスルを通じて伝達される。電子制御フロントデフロックを標準装備することで、290Nmのトルクを的確にコントロールする。

ドイツでの先行販売は2026年秋を予定しており、価格は3万9000ユーロ以下からとなる。

■GTIらしさを追求した内外装

フォルクスワーゲン『ID.ポロGTI』フォルクスワーゲン『ID.ポロGTI』

ID.ポロGTIは、1976年の初代『ゴルフ GTI』から続く伝統を視覚的・技術的に再解釈した。標準装備には電子制御フロントデフロック、アダプティブDCC スポーツサスペンション、GTI専用開発のプログレッシブステアリングが含まれる。

スポーツステアリングホイールのボタンで起動する「GTIドライビングプロファイル」も新機能として追加された。ワンクリックで全ての駆動・シャシーシステムを最大スポーツモードに切り替え、コックピットの表示も専用の配色とグラフィックに変化する。

外観では、フロントにGTIの象徴である赤いストライプを配置。左側には3D の GTI ロゴが組み込まれ、上部には LED ライトストリップ、イルミネーション付き VW バッジ、IQ.LIGHT LED マトリクスヘッドライトが横一列に並ぶ。標準装備の19インチアルミホイールが力強いスタンスを演出する。

■52kWh バッテリーと急速充電性能

フォルクスワーゲン『ID.ポロGTI』フォルクスワーゲン『ID.ポロGTI』

駆動システムには「APP290」を採用。ニッケル・マンガン・コバルト(NMC)バッテリーのエネルギー容量は52kWh(ネット)で、WLTP 航続距離は最大424kmを実現する。DC 急速充電では最大105kWに対応し、充電カーブが特に安定しているため、10~80%の充電を約24分で完了できる。

■広くなった室内とオプション装備

特にコンパクトな駆動モジュールの採用により、内部空間は燃焼エンジン搭載の従来型『ポロ GTI』より19mm拡大した。荷室容量は351リットルから441リットルへと25%以上増加し、リアシートを折り畳むと1240リットルまで拡大する。牽引能力は最大1.2トン(制動あり、12%勾配)に対応する。

オプションには、ハーマン カードン製425Wの高音質サウンドシステム(10スピーカー)、パノラミックサンルーフ、12ウェイ電動調整式フロントシートの空気圧マッサージ機能、ブリヂストン ポテンザ スポーツ(235/40/19)などが用意される。

■最新の運転支援システムも搭載

MEB+ プラットフォームと最新ソフトウェアにより、多数の先進運転支援システムを標準装備する。オプションの「コネクテッド トラベル アシスト」は、オンラインデータを活用して赤信号を検知し、自動的に停止まで減速する機能や、アクセルペダルのみで急減速するワンペダル走行にも対応する。

《森脇稔》

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