パナソニック株式会社イメージングソリューション事業部は、6月10日(水)から6月12日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「JISSO PROTEC 2026(第27回実装プロセステクノロジー展)」に出展する。
パナソニックブースでは、人の目視では把握が困難な光の波長情報を捉え、被写体の詳細な色情報から素材や状態を判別できるハイパースペクトルカメラ「AG-HSV10M」を展示する。
あわせて、ハイパースペクトルカメラによる検査・判別をサポートするAI検査ソフト(2026年度内に販売開始予定)の自動判別デモを初公開する。
パナソニックは2026年1月、独自の圧縮センシング技術と画像処理技術により、感度と解像度の両立が困難だった従来のハイパースペクトルカメラの課題を克服した「AG-HSV10M」の販売を開始した。
室内照明下(約550ルクス)でも最大4Kの解像度撮影を実現しており、世界最高クラスの高感度を誇る。
デジタルカメラ「LUMIX」シリーズのテクノロジーを融合し、マイクロフォーサーズマウントを備えたボックスタイプの本体にオートフォーカスやオート露光などの機能を搭載。対象物を動かせない場面でも、カメラを持ち運んで自動でピントと露出を合わせられるため、フィールドワークでも活用できる。
今回のブースのコンセプトは「『見えない』違いを可視化するハイパースペクトルカメラ ―様々な産業でのお役立ち、効率化・自動化・省人化をサポート」。
工場などでの不良品選別や異物混入検出、食品・農作物・医薬品の成分量測定といった、従来は人の目視に頼っていた工程において、画像データ解析による精度向上や効率化を実現するソリューションとして提案する。
展示の見どころは3点だ。
1点目は、AG-HSV10Mの撮影デモと、来場者がサンプルを持ち込んでハイパースペクトルセンシングを体験・相談できるコーナーの設置。
2点目は、AG-HSV10MとAI検査ソフトを組み合わせたファクトリーオートメーション向けの自動判別処理デモ。劣化材料や異物混入の検出・排除、調理状態の評価、塗装不良や汚れの検出などへの活用が期待される。
3点目は、可視光領域のハイパースペクトル技術を短波赤外(SWIR)領域に応用した「赤外ハイパースペクトルカメラ」試作機による実演デモ。目視やRGBカメラでは判別が困難な透明な物質の識別や温度の推定が可能になるという。
展示会の会場は東京ビッグサイト 東1~3ホール、パナソニックブースは1A-07。開催時間は10:00~17:00だ。




