ルノー『4』新型がベース、 電動四輪駆動のオープントップビーチカー提案…「JP4x4コンセプト」発表

・ルノーが1969年の「プランエール」と1981年の「JP4」へのオマージュとして、電動四輪駆動のオープントップコンセプトカー「ルノー4 JP4x4コンセプト」を発表した。

・ルノー4 E‐Techエレクトリックをベースにした4台目のコンセプトカーで、リアアクスルに第2のモーターを追加し、常時四輪駆動を実現している。

・エメラルドグリーンのボディにオレンジのインテリアを組み合わせ、サーフボードやスケートボードを搭載するなど、レジャー志向のデザインが特徴だ。

ルノー『4』新型の「JP4x4コンセプト」
ルノー『4』新型の「JP4x4コンセプト」全 10 枚

ルノーは、新型ルノー『4』をベースにした「JP4x4コンセプト」を欧州で発表した。

【画像】ルノー『4』新型の「JP4x4コンセプト」

1969年の「プランエール」と1981年の「JP4」という、初代ルノー4の「レジャー仕様」モデルへのオマージュとして開発されたもの。遊び心あふれるデザインに四輪駆動システムを組み合わせた1台だ。

■ルノー4ベースの4台目コンセプトカー

ルノー『4』新型の「JP4x4コンセプト」ルノー『4』新型の「JP4x4コンセプト」

本モデルは、「FL4WER POWER」「サバンヌ4x4」「ビジョン4レスキュー」に続く、ルノー『4 E-Techエレクトリック』をベースにした4台目のコンセプトカーである。

ボディカラーは、わずかに真珠光沢を持つ「エメラルドグリーン」を採用。1970~1980年代の「4L」に設定されていたエメラルドグリーン(コード927)とレタスグリーン(コード913)を現代的に再解釈した色だ。このグリーンと、オレンジのインテリアとの鮮やかなコントラストが、明るく活気あるデザインを演出している。

■オープントップのスポーティな内装

スタイリングは、開放感あふれるアドベンチャー仕様だ。シンプルな2枚のドアに加え、十字形のオープンワークルーフを採用し、剛性を確保しながら開放感を実現している。テールゲートはピックアップトラックのサイドパネルのように下方向に開く構造で、荷物の積み下ろしが容易だ。ルーフにはサーフボードが固定され、ラゲッジスペースにはスケートボードが収納されている。

ルノー『4』新型の「JP4x4コンセプト」ルノー『4』新型の「JP4x4コンセプト」

室内のバケットシートは、1970年代のルノー車に見られた「エジプトのミイラ」と称されるヘッドレスト一体型の象徴的なシートを彷彿とさせるデザインだ。クレープ素材とダイアゴナルメッシュを組み合わせたファブリック張りで、エレガントかつスポーティな印象を与える。ドアパネルやダッシュボードにもテキスタイル素材を使用し、助手席側にはグラブハンドルを設置。フローティング式センターコンソールが、軽快で洗練された室内空間を演出している。

■プラットフォームと技術仕様

技術面では、2025年に発表された「ルノー4 サバンヌ4x4コンセプト」と同じプラットフォームを採用。最低地上高は標準仕様のルノー4 E-Techエレクトリックより15mm高く設定されている。

ルノー『4』新型の「JP4x4コンセプト」ルノー『4』新型の「JP4x4コンセプト」

ホイールサイズは18インチを維持しつつ、グッドイヤーの「ウルトラグリップ パフォーマンス+ 225/55」タイヤと専用「JP4」ホイールを装着。前後トレッドは両側それぞれ10mm拡大されている。

最大の特徴は、リアアクスルに第2の電動モーターを追加した常時四輪駆動システムだ。これにより走行安定性が向上するとともに、砂地・砂利道・未舗装路でのオフロード走行能力も強化されている。また、RGEVスモールプラットフォームがBセグメントの電動四輪駆動車を実現できる可能性を示すモデルでもある。

《森脇稔》

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