三井化学、自動車向けバイオマス・リサイクル素材など紹介へ…人とくるまのテクノロジー展 2026 NAGOYA

三井化学の人とくるまのテクノロジー展 2026 NAGOYAブースイメージ
三井化学の人とくるまのテクノロジー展 2026 NAGOYAブースイメージ全 1 枚

三井化学は、6月17日から19日まで、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される国内最大級のモビリティ向け技術展示会「人とくるまのテクノロジー展 2026 NAGOYA」に出展する。

石化ナフサからバイオマスナフサ・廃プラ分解油への原料転換を推進する取り組みを紹介する。

バイオマスとリサイクルに関しては、ISCC認証製品のマスバランス方式の仕組みと特徴を説明するほか、リサイクル材の品質改善と実装検証を可能とするオープンラボも紹介する。粘度均一技術や臭気低減技術も併せて展示される。

リサイクルプラスチックのトレーサビリティを実現する資源循環プラットフォーム「RePLAYER」も公開される。同プラットフォームはリサイクルの流通経路を追跡できる仕組みを提供する。

包装技術では、食品や非食品をフィルムで密着させ真空状態で包む「スキンパック」技術を展開。金型レスで軽量化・作業性改善・プラスチック使用量削減を実現し、自動車部品などへの応用も進めている。「ハイミラン スキンパック」として提案する。

熱可塑性エラストマー「ミラストマー」は、リサイクル・カーボンニュートラル・架橋ゴム代替・モノマテリアルなどの特長を持ち、軽量化にも貢献する。

変性ポリオレフィンの相容化材「アドマー」は、炭素繊維・ガラス繊維強化PPの機械物性改良や電子材料の絶縁性改良に活用できる。

3Dプリンタ向けには、炭素繊維強化ポリプロピレンコンパウンド「TAFNEX AM」を紹介。ダイレクトペレット方式とフィラメント方式の両方に対応し、層間強度・衝撃強度に優れた部品造形が可能だ。三井化学が開発したPP/CF素材を活用した「3Dプリンタ総合造形サービス」も提供する。

EV化への対応では、騒音変化に対応する音マネジメント材や、バッテリーコンプレッションパッド向けのポリウレタン原料「コスモネート」「アクトコール」を提案する。

バイオ原料・天然繊維・バイオマスフィラーを活用した環境対応型SMC「バイオクル」は、従来SMCと同等の性能とクラスA外観を実現。高難燃タイプはLiB熱暴走遮炎シートやバッテリーケースカバーなど電池周辺材料への適用も可能だ。

そのほか、超高分子量ポリエチレン「Saxin ニューライト」による長寿命化・省メンテナンスへの貢献や、超親水ハードコート材「ノストラ」による防曇・易洗浄性付与なども紹介される。

《森脇稔》

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