200系ハイエースを左ハンドル化!? 旧き良きアメリカを宿した唯一無二の一台…CARTUNE PickUpCars 2026

トヨタ ハイエース(オーナー小堀さん)…CARTUNE PickUpCars 2026
トヨタ ハイエース(オーナー小堀さん)…CARTUNE PickUpCars 2026全 11 枚

オレンジのデカールが目を引く200系トヨタ『ハイエース』。だが真価はドアを開けてから。左ハンドル化された異端のカスタムカーだった。

【画像全11枚】

◆左ハンドルという選択が生んだ唯一無二のUSスタイルハイエース

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オーナーの小堀さんは筋金入りのクルマ好き。これまで国産スポーツからセダン、アメ車までジャンルを問わず、数え切れないカスタムカーを乗り継いできた。現在も空冷ポルシェやタウンエーストラックなど5台のクルマを所有している。そんなベテランカスタムユーザーがたどり着いたのが、この200系ハイエースだった。

製作のきっかけは、懇意にしていたプロショップオーナーとの何気ない会話だった。当初はエンジンチューンを検討していたものの「それより左ハンドル化した方がいいんじゃない」という提案を受ける。普通なら躊躇するところだが、過去に左ハンドル車を数多く乗り継いできた小堀さんに迷いはなかった。

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そうしてスタートしたプロジェクト。輸出仕様のラック&ピニオンやダッシュボード、ハンドル&ペダルなどをごっそり移植する大掛かりな加工を実施。まるで最初から左ハンドル車であったかのような自然な仕上がりを実現している。

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しかし、このハイエースの見どころはそれだけではない。コンセプトに掲げたのは70~80年代のアメリカンテイスト。単なるUSDMではなく、当時の北米向けトヨタ車をモチーフに独自の世界観を作り上げている。

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エクステリアはシンプルにまとめ上げた。フロントバンパーは純正品をチッピング塗装で仕上げ、CRS製リップスポイラーを追加。グリルもあえて派手な加工は施さず、全体のバランスを重視した。

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ガッツミラーやエンブレムも取り払い、スムージングを施すなど余計な装飾を削ぎ落としたクリーンなスタイルが特徴だ。なにせリアウィンドウも、わざわざ熱線なしタイプに変更するというこだわりよう!

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足元には往年のラリーホイールをセット。6穴仕様は流通量が少なく、探し出すだけでもひと苦労だったそうだ。さらにトリムリングやGM純正のダービーキャップを組み合わせることで、クラシカルなアメリカンテイストを強調。ホワイトリボンタイヤとの組み合わせも相まって、独特の存在感を放つスタイルへと昇華させている。

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足まわりは3インチブロックによるローダウンを実施。さらにローフォルムフェンダーも追加することで、低く構えたスタイルを強調する。ちなみにボディサイドのストライプは70年代のトヨタ車をイメージしてチョイス。悩みに悩み、色を選ぶまでに約2年を要したそうだ。

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インテリアにも小堀さんのこだわりが盛り込まれている。レカロシートは表皮を張り替えるなどして旧車テイストをプラス。左ハンドル化に合わせてムーンアイズへ特注したフロアマットも見逃せないポイントだ。センターコンソールもワンオフ製作し、荷室にはベッドキットを装着するなど、使い勝手と雰囲気ある空間作りを実現した。

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左ハンドル化という大胆な発想と、70~80年代アメリカンテイストを融合させたこの200系ハイエース。小堀さんの豊富な経験と感性が凝縮された一台といえるだろう。

《石川 大輔》

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