ブラバス、創業者の夢を実現した1000馬力V12グランツーリスモ「BODO」発表…最高速360km/h

・ブラバスが創業者ボード・ブッシュマンの遺志を継ぎ、グランツーリスモ「ボード」を世界77台限定で発表した。

・手組みの5.2リッターV12ツインターボエンジンが最高出力1000hp・最大トルク1200Nmを発生し、最高速は360km/hに設定されている。

・全身を高強度カーボンファイバーで構成し、年間10~15台のペースで生産される超希少モデルだ。

ブラバス BODO
ブラバス BODO全 10 枚

ドイツの高性能車チューナーのブラバスは、創業者ボード・ブッシュマンへのオマージュとなる限定スーパーカー「ブラバス ボード」(BRABUS BODO)を発表した。

【画像】ブラバス BODO

■創業者の夢が半世紀を経て実現

ブラバス BODOブラバス BODO

ボード・ブッシュマンは1977年、ドイツ・ルール地方の都市ボットロップでブラバスを創業した人物だ。彼は生前、「大型クーペを作りたい。グランツーリスモだ。自動車の黄金時代にインスパイアされながら、現代に翻訳された、力強く、堂々とした、紛れもなくブラバスらしい一台を」と繰り返し語っていたという。

その夢がついに形となったのが「ブラバス ボード」だ。世界限定77台という生産台数は、創業年である1977年にちなんでいる。年間生産台数は10~15台を予定している。

■カーボンボディと空力設計

ブラバス BODOブラバス BODO

リアウインドウ下部には「77」のロゴが刻まれ、創業の年を記念している。最高速360km/hを目標に設定したことから、ボディ全体は高強度カーボンファイバーで構成され、空力効率を最優先に設計された。

フロントフェイスはユニークなLEDマトリクスヘッドライトと、13本の縦スラットを持つ印象的なラジエーターグリルで構成される。高速走行時にはリアスポイラーが複数段階で自動的に展開し、空力条件に応じて角度を連続的に調整する。

■手組みV12エンジンが1000馬力を発生

ブラバス BODOブラバス BODO

搭載エンジンは手組みの5.2リッターV12ツインターボ。フロー最適化された4バルブシリンダーヘッド2基、最新技術基準の燃料噴射システム、RAMエアボックスを含むブラバス製高性能ターボシステムを組み合わせる。

最高出力は735kW(1000hp)/6400rpm、最大トルクは1200Nm(885lb-ft)を発生。2+2シーターの車体は静止状態から100km/hまでわずか3.0秒で加速し、最高速は電子制御により360km/hに設定されている。

■足回りと内装

ブラバス BODOブラバス BODO

ホイールはブラバス製モノブロックZ-GT「シャドーエディション」鍛造ホイール(21インチ、9.5Jx21)を採用。フロントには275/35 ZR 21、リアには325/30 ZR 21のコンチネンタル スポーツコンタクト7フォースを装着する。このタイヤはブラバス ボード専用に開発されたものだ。

「ピアノブラック」の外装に合わせ、キャビンはスムースブラックレザーとコントラストのブラックヌバックレザーで仕立てられ、カーボンファイバー素材のアクセントが随所に配置される。ドアパネルには創業者のサイン刺繍、シートバックレストにはブラバス ボードのシルエット刺繍が施されている。

《森脇稔》

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