“Vスペシャル”に“Jリミテッド”…時代を彩った、初代『ロードスター』の限定車たち【懐かしのカーカタログ】

マツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ
マツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ全 13 枚

NA型の初代『ロードスター』の誕生から今年で37年になる。1989年5月にまず北米でマツダ『MX-5ミアータ』として登場。同年9月、前月の予約会を経て、日本市場で『ユーノス・ロードスター』として発売された。

【画像】マツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ

そんな初代ロードスターで忘れられないのが、次々とリリースされた、ファンの気持ちを惹きつけて止まなかった限定車の存在だ。その第一弾だったのが、ロードスター登場翌年の1990年7月に登場した“Vスペシャル”。

マツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ。写真はVスペシャルマツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ。写真はVスペシャル

「人馬一体を楽しみ、オーセンティックを味わう。」のカタログのコピーどおりのコダワリが表現されたモデルで、最大の特徴はネオグリーンのボディ色と、タンのインテリア、本革シート、そしてコンバーチブルトップカバーが専用で与えられた点。

さらにナルディ社製ウッドステアリング&マニュアルシフトノブ、プロテイン塗装が施されたインパネアッパーフェイシアなども備えた。

マツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ。写真はJリミテッドマツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ。写真はJリミテッド

また1991年7月には“Vスペシャル”のボディ色にブリリアントブラックを加えた。この同じタイミングで登場したのが、鮮やかなサンバーストイエローのボディ色の“Jリミテッド”で、このモデルは限定800台とした。

ほかに1992年7月登場の“Sスペシャル”、同年12月登場の“Sリミテッド”もあった。“Sスペシャル”はハンドリングにこだわったモデルで、伸び側の減衰力を強化したビルシュタイン製ダンパー、リア側のバネ定数やスタビライザー径、バンプストップラバーの特性などを専用チューン。フロントサスタワーバー、BBSアルミホイールも装備した。

マツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ。写真はSスペシャルマツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ。写真はSスペシャル

一方の“Sリミテッド”は、ブリリアントブラックのボディ色に赤内装の鮮烈な組み合わせとしたモデル。BBSアルミホイールはゴールドとしたほか、ビルシュタイン製ダンパー、フロントサスタワーバーや、シートに重低音を再生する振動板を組み込んだ、センソリーサウンドシステムを“Sスペシャル”と同様に備えた。

マツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ。写真はSリミテッドマツダ・ロードスター(初代)限定車のカタログ。写真はSリミテッド

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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