東京建物の環境配慮型物流施設、東北初上陸…T-LOGI仙台が竣工

「T-LOGI仙台」
「T-LOGI仙台」全 3 枚

東京建物は、宮城県仙台市において環境配慮型物流施設「T-LOGI仙台」が竣工したと発表した。同社の「T-LOGI」シリーズとしては、東北地方における初の竣工物件となる。

【画像全3枚】

■首都圏への長距離配送にも対応する立地

本物件は仙台東部道路「仙台港北」ICから約2.6kmに立地する。東北道・常磐道・三陸道などを経由することで、東北地方のほか首都圏をはじめ日本全国への長距離配送拠点として活用できる。

また、仙台臨海鉄道「仙台港」駅に近接しており、CO2排出量の削減や労働力不足の解消・働き方改革の観点から注目されるモーダルシフトの要衝としても機能する。JR「仙台」駅まで約13.6km(車で約28分)と、仙台市内への配送拠点としても優れた立地特性を持つ。

■4層スロープ型で効率的な荷物運搬を実現

本物件は仙台市内の大規模物流施設としては希少な4層スロープ型の物流施設だ。1・2階に接車バースを設けることで、同規模のボックス型物流施設と比較してより多くの接車台数を確保し、効率的な荷物の入出庫を可能にしている。

倉庫床の最小分割区画面積は約5500㎡で、小規模の賃貸ニーズが多い仙台エリアの幅広い需要に対応する。各分割区画に荷物用エレベーターと垂直用搬送機を1台ずつ設置し、テナント企業の効率的な荷物運搬動線を実現している。

■働きやすい就業環境も整備

男女それぞれのトイレを各階に設置するほか、2階にはテナントワーカーの憩いの場となるラウンジを整備し、快適な就業環境の実現と人材確保に貢献する。

■太陽光発電でZEB認証・CASBEESランクを取得

環境配慮の取り組みとして、屋上に設置した太陽光パネルで発電した電力を施設内で自家消費する。余剰電力は東京建物が所有する東京建物仙台ビルに送電し、太陽光パネルの設置が難しい中心市街地でも再生可能エネルギーを有効活用する仕組みを構築した。

こうした自家発電・自家消費の仕組みにより、「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」の最高ランクである「ZEB」認証と「CASBEE」Sランクを取得している。

《森脇稔》

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