富士通は、ファナック、安川電機、川崎重工業の3社と共同で、フィジカルAI分野における事業検討を開始すると発表した。
フィジカルAIとは、現実世界の情報をAIが認識・分析し、ロボットや設備が状況を把握して最適な動作を自律的に判断・実行する技術だ。製造業をはじめとする様々な産業分野では、少子高齢化による労働力不足や熟練技術者の減少、グローバル競争の激化といった課題が深刻化しており、フィジカルAIへの期待が高まっている。
今回の事業では、エヌビディア(NVIDIA)の技術を取り入れながら、デジタルとフィジカルをつなぐ「ソブリン性を確保した協調制御基盤」の開発を推進する。ソブリン性とは、サイバー攻撃やシステム障害、機密情報の漏洩といったリスクに対応しながら、自国・自社でシステムを管理・制御できる性質を指す。



