デンカは、特殊ゴム「デンカER」の事業から撤退することを決定したと発表した。
デンカERは、エチレン・酢ビ・アクリル酸エステルの共重合体からなる同社独自開発の特殊ゴムだ。アクリルゴムとフッ素ゴムの中間領域をカバーする耐熱性と耐油性に優れた素材として、1982年4月に市場投入された。主に自動車用ホース材料として販売されてきた。
撤退の理由として同社は、自動車市場におけるEV化の進展や内燃機関車両の生産減少など、市場環境の変化を挙げた。今後の需要拡大は望めず、将来にわたって安定的に収益を確保することは困難と判断したとしている。



