ホンダ『N-WGN』次期型はどう進化する? “ヒンジドア軽ワゴン”の魅力を磨く

ホンダ N-WGN 次期型の予想CG
ホンダ N-WGN 次期型の予想CG全 7 枚

ホンダの軽ハイトワゴン『N-WGN』(エヌワゴン)が、2027年にもフルモデルチェンジを受ける可能性が高まっている。

【画像】ホンダ N-WGN 次期型の予想CG

軽自動車市場では『N-BOX』をはじめとするスライドドア車が高い人気を集めるいっぽう、ヒンジドアならではの軽快な走りや扱いやすさを重視するユーザーも一定数存在する。次期N-WGNは、そうしたニーズに応えるモデルとして独自の進化を遂げるらしい。

現行N-WGNは2019年に登場し、2022年にマイナーチェンジ、2025年に一部改良を実施した。現行モデルは発売から6年以上が経過しており、モデルライフを踏まえると次の節目はフルモデルチェンジになるだろう。

ホンダ N-WGN 現行ホンダ N-WGN 現行

◆N-BOXとのすみ分けは?

最大の注目点は、N-BOXとのすみ分けだ。N-BOXは広い室内空間とスライドドアを強みにファミリー層から支持を集めるいっぽう、N-WGNは軽快な走行性能や取り回しの良さ、比較的手頃な価格を特徴としてきた。ホンダは、それぞれ異なる価値を持つ軽自動車としてラインアップを展開するはずだ。

ボディサイズは、軽自動車規格いっぱいとなる全長3395mm、全幅1475mmを維持するだろう。いっぽう、室内空間の拡大に向け、全高やパッケージングを見直す可能性もある。ホイールベースは現行モデルを踏襲しつつ、シートレイアウトや燃料タンク配置などを最適化することで、後席の居住性や荷室の使い勝手を向上させることも期待される。

デザインは、Nシリーズ共通の新世代デザインへ進化すると考えられる。予想CGでは、横一文字のブラックガーニッシュと薄型LEDデイタイムランニングライトを組み合わせた新しいフロントフェイスを採用。水平基調のデザインによってワイド感を演出し、従来より上質な印象を与えるスタイルとして描かれている。ボンネットやサイドの造形も見直され、シンプルながら存在感を高めたエクステリアへの進化を期待してよい。

ホンダ N-WGN 次期型の予想CGホンダ N-WGN 次期型の予想CG

◆「e:HEV」ハイブリッドはまだ?

パワートレインは、改良型「S07」系658cc直列3気筒エンジンをベースに、燃焼効率や環境性能をさらに高める方向で進化する。いっぽう、軽自動車向け「e:HEV」ハイブリッドの採用については、現時点では可能性は低い。車両価格や重量、搭載スペースなどを考慮すると、まずはエンジン自体の効率向上を優先するはずだ。

安全装備では、最新世代の「Honda SENSING」へのアップデートにより、検知性能や運転支援機能の向上が期待される。また、電子制御パーキングブレーキやオートブレーキホールドなどの採用も予想される。

インテリアでは、大型センターディスプレイやデジタルメーターの採用に加え、コネクテッド機能を含めたデジタル化が進むはずだ。

◆価格は上昇しても“手頃”な額は維持

価格は装備の充実に伴って現行モデルより上昇するものの、N-BOXとの差別化を考慮し、手頃な価格帯を維持するとみられる。

スライドドア車が市場の主流となった現在でも、軽快な走りや扱いやすさを重視するユーザーは一定数存在する。次期N-WGNは、ヒンジドア軽ワゴンという個性を磨き上げたモデルとして登場する。ホンダがこのカテゴリーにどのような新たな価値を提案するのか注目だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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