トヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)とウーバーは、欧州のウーバードライバーおよびフリート(車両管理)パートナーを対象に、低排出・ゼロエミッション車両へのアクセスを拡大する提携を発表した。
この提携は、欧州の主要国に展開し、数十万人規模の個人ドライバーやフリートを支援することを目的としている。欧州各地で異なる運用ニーズ・コスト・充電インフラの状況を踏まえ、ハイブリッド車、バッテリー電気自動車(BEV)、認定中古のトヨタ・レクサス車という複数の選択肢を用意する「マルチパスウェイアプローチ」を採用している。
プログラムは7月に欧州10カ国でスタートし、その後段階的に欧州全域へ拡大される予定だ。
この提携には、トヨタの4つの事業体が参加し、ドライバーに対して新車・中古車の提供から、ファイナンス、リース、保険までを一体的にカバーする統合型モビリティサービスを提供する。
具体的には、トヨタ・モーター・ヨーロッパが現地市場・インフラ条件に合わせたハイブリッドおよびBEVモデルを提供。トヨタ・ファイナンシャル・サービスが柔軟な融資・リースソリューションを担い、トヨタ・インシュアランス・サービスがプロのモビリティドライバー向けにスマートコネクテッド保険を提供する。さらに、欧州モビリティサービスブランドのKINTOヨーロッパが認定中古車へのアクセスを広げ、低コストでの参入を可能にする。
今回の提携は、欧州の都市や自動車業界が排出ガス削減を加速させる一方、ドライバーが運営コストの上昇や規制変更への対応を迫られているという背景のもとで実現した。




