業績悪化の英ジャガー・ランドローバー、大規模リストラを計画[新聞ウォッチ]

ランドローバー・レンジローバー
ランドローバー・レンジローバー全 2 枚

英国の高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)が、従業員の約1割に相当する最大4000人の人員削減を計画していることが明らかになったという。

【画像全2枚】

きょうの日経が報じているが、急転直下、独フォルクスワーゲン(VW)も2030年までに従業員5万人を追加削減する再建計画を正式決定したばかりで、欧州ブランドの自動車メーカーにも大規模リストラの嵐が吹き荒れているようだ。

ジャガー・ランドローバーが従業員の約1割に相当する人員削減を計画している背景には、中国や北米での販売不振や、中東情勢によるコスト高で業績が悪化しているのが大きな要因とみられる。

新車販売台数の約3割を占める北米市場などで苦戦していることから、2026年4~6月期の売上高は前年同期比10%減の60億ポンド、税引き前利益は69%減の1億900万ポンドだったという。このため、親会社であるインドのタタ・モーターズからもコスト削減を迫られていたそうだ。

JLRのPB・バラジ最高経営責任者(CEO)は日経の取材に「組織の複雑さを解消し、17億ポンド(約3600億円)のコスト削減を図る」としながら、損益分岐点を年産30万台レベルに引き下げることで「急速に変化する市場で競争できる、より強固な体制を構築する」と述べたとも伝えている。

今回のリストラ計画は、業績不振で4500人の人員削減を実施した2019年以来の「最大規模となる」(日経)とみられるだけに、欧州の高級車のブランドを維持するために多くの従業員が犠牲になるのは何とも耐えがたい。

2026年9月8日付

●記録的大雨車水没福島一人死亡、東京・大島など土砂災害特別警報 (読売・1面)

●円高一時154円台前半、利上げ加速観測半年ぶり水準(読売・2面)

●北陸新幹線基準変え試算、国交省自民推すルート以外は費用増 (朝日・1面)

●F1イタリアGP、角田10位 (毎日・12面)

●主張、ホンダ・日産協議 魅力ある次世代車開発を(産経・2面)

●アンダーパス被害防げ、関東・東北大雨、初の予防的通行規制実施 (産経・3面)

●三菱自株商事が継続保有へ、売却制限10月終了、日産の動向焦点 (産経・9面)

●EVバス、アフリカ輸出、三井物産出資のインド新興、生産能力2倍、中国製に対抗(日経・2面)

●トヨタ、ソフトを収益源に、新車以外の営業益3兆円、30年度 (日経・3面)

●Opinion米テロ25年、世界とトヨタ(日経・7面)

●英ジャガー、人員1割減、最大4000人、販売不振やコスト高で(日経・13面)

●中古車競売1.9%高、8月海外から引き合い(日経・20面)

《福田俊之》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「かなり尖ってそう」「日本導入も期待」BMWの420ccスーパースポーツ『F 450 RR』にSNSで反響
  2. 【トヨタ ランドクルーザー300 GRスポーツ 新型試乗】世界中から引く手あまたなのも納得!の出来栄え
  3. スバルのECVTも搭載された、初代フィアット『パンダ』【懐かしのカーカタログ】
  4. スズキ『ジムニー』の丸目が進化!? 2027年以降、大幅改良でどう変わる
  5. マツダ『ロードスター』のシートを室内チェアに、ブリッド「マルチキャスターPRO」専用アタッチメント発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  3. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  4. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  5. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
ランキングをもっと見る