脱出ハンマーでは割れないガラスがある…「合わせガラス」対応の緊急脱出ツール、ホワイトハウス子会社が発売

TCLが発売した、合わせガラス対応の緊急脱出ツール「SAFE T SYL FLEX」
TCLが発売した、合わせガラス対応の緊急脱出ツール「SAFE T SYL FLEX」全 6 枚

輸入車・自動車用品販売のホワイトハウスの子会社TCLは、水没・事故時の緊急脱出をサポートする新商品「SAFE T SYL FLEX(セーフ ティ シール フレックス)」を9月10日に発売した。価格は7000円(税別)。

【画像】合わせガラス対応の緊急脱出ツール「SAFE T SYL FLEX」

◆割れないガラスという盲点

2026年は「令和8年8月千葉豪雨」をはじめ、各地で豪雨災害が相次いでいる。国土交通省は、万一水没した車両内に閉じ込められた場合に備え、脱出用ハンマーの備え付けと正しい使用方法の確認を呼びかけている。

一方で、国民生活センターは「合わせガラス」に関する重要な注意点を示している。フロントガラスなどに使われる合わせガラスは、割れても中間膜によって破片が飛び散りにくく、従来の緊急脱出ハンマーでは貫通できないケースがある。近年は静粛性向上を目的に、ドアガラスにも合わせガラスを採用する車種が増えている。

同センターの消費者アンケートでは、所有する自動車のドアガラスの種類を知らない人が7割、緊急脱出ハンマーを車に積んでいる人のうち4割が「破砕できないガラスがある」ことを知らないという結果も出ているという。

◆エネルギー効率を340%以上向上

TCLが発売した、合わせガラス対応の緊急脱出ツール「SAFE T SYL FLEX」TCLが発売した、合わせガラス対応の緊急脱出ツール「SAFE T SYL FLEX」

SAFE T SYL FLEXは、この「割れないガラス」という盲点に着目し、合わせガラスの破砕をサポートする設計を採用した。従来の脱出ハンマーと比べてエネルギー効率を340%以上高め、緊急時でも限られた力で窓ガラスに力を伝えやすい構造を実現している。

コンパクトで車内に常備しやすく、運転席のサンバイザーなど手が届きやすい場所に備えられる。視認性の高いオレンジカラーを採用しており、緊急時でも素早く見つけられる。

◆3つのシーンで活躍

TCLが発売した、合わせガラス対応の緊急脱出ツール「SAFE T SYL FLEX」TCLが発売した、合わせガラス対応の緊急脱出ツール「SAFE T SYL FLEX」

本製品は以下の3つの機能を持つ。

1つ目は合わせガラス対応の窓ガラス粉砕ハンマー機能。2つ目は緊急時・脱出時に使えるシートベルトカッター機能。3つ目は、事前登録した家族や友人にSMSで状況を伝えられるSOS通知アプリ機能だ。

秋雨・台風シーズンや線状降水帯、ゲリラ豪雨など、冠水・水没リスクが身近になる中、ドライバー本人だけでなく家族や同乗者を守る防災備品として訴求する。

TCLは1979年11月1日設立。ホワイトハウスグループは名古屋をはじめ東海地区に40店舗以上を展開し、輸入車・輸入二輪車の正規販売やドライブレコーダー「Smart Reco」の開発・販売などを手がけている。

《レスポンス編集部》

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