BMW 3シリーズ 新型、6気筒搭載の「M350 xDrive」は443馬力に…プロトタイプの写真公開

・新型BMW 3シリーズは、全車に48Vマイルドハイブリッド技術を採用する

・最上位モデルのBMW M350 xDriveは3.0リッター直列6気筒エンジンで326kW(443hp)を発揮し、0~100km/h加速4.1秒を実現する

・新機能「ドリフト・モーメント」は2027年中に提供開始され、既納車にもリモートソフトウェアアップグレードで追加される

BMW 3シリーズ 新型のプロトタイプ
BMW 3シリーズ 新型のプロトタイプ全 10 枚

BMWの次世代『3シリーズ』(内燃機関モデル)が、量産開発の最終段階に入った。BMWは、プロトタイプの写真を公開している。

【画像】BMW 3シリーズ 新型のプロトタイプ

新型BMW 3シリーズは「テクノロジー・オープン」なドライブシステムを採用し、4気筒および6気筒エンジンを搭載したラインアップを展開する。全モデルに48Vマイルドハイブリッド技術が採用されており、高い効率性を実現している。

■ノイエ・クラッセデザインを全車に採用

BMW 3シリーズ 新型のプロトタイプBMW 3シリーズ 新型のプロトタイプ

全ての新型BMW 3シリーズは、「ノイエ・クラッセ」デザイン言語を採用する。BMWの象徴である「4つ目フェイス」を新解釈したフロントフェイス、ロングホイールベース、短いオーバーハング、印象的なサーフェスが外観を特徴づける。モダンな2.5ボックスデザインは、スポーティなBMWセダンの伝統的なプロポーションを体現している。

完全電動のBMW i3新型とその他の3シリーズモデルは、ドライブシステムに応じた細部の違いのみで、基本的なデザインは共通だ。

車内にもノイエ・クラッセのデザイン言語が反映されており、「BMW パノラミック iDrive」と「BMW オペレーティング・システムX」を組み合わせたディスプレイ・操作システムが、新しいドライバー指向のユーザー体験を提供する。

■ミラマスとニュルブルクリンクで最終テスト

現在、新型BMW 3シリーズは南フランスのミラマス近郊にあるBMWグループのテストセンターで、走行ダイナミクスの最終テストを実施中だ。高速オーバルコースや各種ハンドリングコース、さまざまな路面状況を活用し、走行性能のあらゆる側面を詳細に分析・最適化している。

ミラマスに到着する以前には、スウェーデンのアルイェプログにあるBMWグループの冬季テストセンターでの氷雪路テストや、ドイツのニュルブルクリンクでのテストも完了している。

■前後重量配分の最適化と新サスペンション

BMW 3シリーズ 新型のプロトタイプBMW 3シリーズ 新型のプロトタイプ

新型BMW 3シリーズは、前後アクスル間の重量配分をほぼ均等化することで、優れた俊敏なハンドリングを実現している。先代モデルよりホイールベースを延長し、フロントおよびリアのトレッド幅を拡大することで動的性能を高めた。

シャシーには、ダブルジョイント・スプリングストラット式フロントアクスルと5リンク式リアアクスルを採用。標準サスペンションには新開発のリフト連動ダンパーを装備し、オプションでアダプティブサスペンションおよびアダプティブMサスペンションを選択できる。また、初めてオプションとして245/35 R20(フロント)および275/30 R20(リア)のスポーツタイヤを設定した。

■最上位モデル「BMW M350 xDrive」は443馬力

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内燃機関モデルの頂点に立つ「M350 xDrive」は、3.0リッターBMWツインパワーターボ直列6気筒エンジンと48Vマイルドハイブリッド技術を組み合わせ、最高出力326kW(443hp)、最大トルク580Nmを発揮する。8速BMW ステップトロニック・トランスミッションとBMW xDriveインテリジェント4輪駆動を標準装備し、0~100km/h加速は4.1秒、最高速度は250km/hに達する。生産開始は2026年内を予定している。

M350 xDriveには専用のシャシーチューニング、アダプティブMサスペンション、Mスポーツデファレンシャル、バリアブルスポーツステアリングが標準装備される。

■2027年に「ドリフト・モーメント」機能を追加

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BMW M350 xDriveには、新機能「ドリフト・モーメント」が2027年中に提供される予定だ。センターディスプレイから有効化すると、エンジンの駆動力が全てリアホイールに送られ、横滑りを楽しむ純粋なドライビング体験が得られる。この機能はリモートソフトウェアアップグレードにより、既に納車済みの車両にも追加される。

■BMWドライビングスタックと効率化技術

全ての新型BMW 3シリーズには、新開発の電子・ソフトウェアアーキテクチャ「BMWドライビングスタック」を搭載する。完全電動のBMW i3新型には「ハート・オブ・ジョイ」中央コンピューターと「BMW ダイナミック・パフォーマンス・コントロール・ドライビングスタック」を採用し、内燃機関モデルには同ドライブシステムに最適化されたインテリジェントBMWドライビングスタックを搭載する。

さらに「BMW エフィシェント・ダイナミクス」により、パワートレイン・空力・車両電子系の全てを最大効率に設定。48V車両電気システム、マイモード・エフィシェント、アクティブエアフラップ制御、エフィシェンシー・コーチなどの機能が燃費向上に貢献する。

《森脇稔》

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