サウジアラビア国内を横断する東西パイプラインが攻撃を受けて石油の積み出しが一時停止するなど、中東情勢の悪化で原油価格の上昇傾向が続いているが、こうした中で、政府が9月17日から石油元売り会社に支給するガソリンの補助額が1リットルあたり51.0円に引き上げられるという。
資源エネルギー庁が発表したもので、きょうの各紙も「ガソリン補助金最大の1リットル51円」などと報じている。それによると、9月10~16日までの36円から前週比15円増額となり、補助額としては直近で最も高かった4月上旬の49.8円を上回り、2022年の制度開始以降で最高額となるそうだ。軽油や灯油にも同額の51円が補助され、9月30日まで適用する。
政府は3月19日に石油元売り企業に対してガソリンの補助金の支給を再開し、レギュラーガソリンの店頭価格を1リットルあたり170円程度に抑える措置をとることを決めているが、支給単価は原油価格の変動に合わせ週次で改定される。
9月14日時点のレギュラーガソリンの店頭価格は169.9円(全国平均)で、前週比で0.1円安く、4週ぶりに値下がりしたという。ただ、政府は10月末までの3か月分として、補助に充てる基金へ6136億円を積み増ししているが、中東情勢の悪化で原油価格は上昇。10月渡し価格が一時約4か月ぶりの高値となるなど、「想定より早く基金が枯渇する可能性もある」(読売)とも指摘している。
2026年9月17日付
●きょう内閣改造、赤沢、城内氏続投へ(読売・1面)
●ガソリン補助金増51円、原油高騰制度開始後最大 (読売・11面)
●英工場に355億円 日産が投資発表 (毎日・6面)
●普通免許で運転トラックを導入、福山通運 (毎日・6面)
●横浜ゴム、中国車供給へ足場、タイヤ工場、工期半減で需要即応、現地流で生産費3割減 (日経・11面)
●中国国有車、EV再編計画、大手2社、提携で民営対抗、トヨタ合弁焦点 (日経・11面)
●日鉄、スロバキアに新電炉、欧州シェア拡大へ脱炭素、1600億円投資、USスチール拠点活用(日経・15面)




