日産『フェアレディZ』、1台限りの「Tバールーフ」再来…「カゼ コンセプト」米国発表

・日産はZカーズクラブアソシエーションの年次イベント「ズィーコン」でZカゼ コンセプトを世界初公開した。

・最大の特徴はカスタム設計のTトップルーフで、1990年代スポーツカー文化にインスパイアされたパシフィックティールの外装と軽量カーボンファイバーパーツを採用している。

・エンジンはツインターボ3.0L V6で、GReddy製エキゾーストやインタークーラーなどのチューニングパーツを組み合わせている。

日産『フェアレディZ』ベースのワンオフモデル「Zカゼ コンセプト」
日産『フェアレディZ』ベースのワンオフモデル「Zカゼ コンセプト」全 8 枚

日産自動車の米国部門は、Zカーズクラブアソシエーション(ZCCA)の年次イベント「ズィーコン(ZCON)」において、『フェアレディZ』ベースのワンオフモデル「Zカゼ コンセプト」を世界初公開した。

【画像】日産『フェアレディZ』ベースのワンオフモデル「Zカゼ コンセプト」

日産『フェアレディZ』ベースのワンオフモデル「Zカゼ コンセプト」日産『フェアレディZ』ベースのワンオフモデル「Zカゼ コンセプト」

「カゼ」とは日本語の「風」を意味し、このコンセプトカーの最大の特徴はカスタム設計のTトップルーフだ。日産はフェアレディZの2代目(S130型)~4代目(Z32型)まで、「Tバールーフ」を用意していた。

Zカゼ コンセプトは、オープントップならではの「風を感じる走り」を実現するために開発されたもので、スポーツカーZの7世代にわたる歴史と走る喜びへのオマージュとして位置づけられている。

このコンセプトは、日産の製品プランナーとデザイナーのチームが情熱を持って企画・開発したプロジェクトだ。チームは「カリフォルニアのパシフィックコーストハイウェイを完璧な夏の日にドライブする」というビジョンを指針に制作を進めた。

■ノスタルジアを呼び起こすデザイン

日産『フェアレディZ』ベースのワンオフモデル「Zカゼ コンセプト」日産『フェアレディZ』ベースのワンオフモデル「Zカゼ コンセプト」

外装には1990年代スポーツカー文化の精神を反映した「パシフィックティール」のカラーを採用。軽量なベンテッドカーボンファイバーボンネット、フェンダーフレア、カスタムカーボンファイバー製エアロボディキットなど、当時のインポートチューナーシーンへのオマージュとなる細部の変更が施されている。

ホイールには、18インチのニスモ 「LMGT2」ホイールを使用。生産終了となっているこのホイールをオリジナルセットとして入手し、丁寧に修復・再組み立てを行った。フロントが幅10インチ、リアが幅11インチで、力強いスタンスを演出している。

インテリアにはカスタムホワイトレザーシートを採用し、オープンエアの開放感を強調。カーボンファイバーのアクセントトリムがハイパフォーマンスな雰囲気を演出しつつ、成熟した上質な仕上がりとなっている。シートにはBose製パーソナルプラスヘッドレストスピーカーを内蔵し、ルーフを外した状態でも音楽を楽しめる。

■チューナー文化に着想を得たパワートレイン

日産『フェアレディZ』ベースのワンオフモデル「Zカゼ コンセプト」日産『フェアレディZ』ベースのワンオフモデル「Zカゼ コンセプト」

ツインターボ3.0L V6エンジンには、老舗チューニングブランドのグレッディ(GReddy)製パーツを組み合わせた。スプリームSPエキゾーストシステム、フロントマウント式エア・トゥ・エアインタークーラーキット、エアリンクスエアフィルターキットを採用。サスペンションもニスモ製コンポーネントで強化されている。

《森脇稔》

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