アストンマーティンは10月1日、英国ゲイドンでSUV『DBX」の新グレード「DBX GT」を発表した。
DBX GTは、「DBX S」のパフォーマンス路線を踏まえつつ、ウルトラ・ラグジュアリーと洗練された快適性を前面に出すモデルだ。パワートレインのチューニングも「軽やかで洗練されたパフォーマンス」に焦点を当てたという。
アストンマーティン DBX GT
エクステリアでは、新しい二重のヴェーンドグリルが特徴となる。グリルフィニッシュは「ブライト」と「ダーク」を用意し、分割された金属製のグリルヴェーンが左右の吸気口へ伸びる。デイタイムランニングライトと一体化した吸気口が水平に広がり、ロアフロントバンパーのボリュームを強調する。
アストンマーティン DBX GTインテリアは、クラフトマンシップと快適性を高めた。新しいシート形状にビスポークの刺繍を加え、フロントとリアのクッション性やサイドサポートも見直した。さらに、クッション構造に10mm厚のメモリーフォームを追加し、横方向の支持力と快適性を向上させた。
静粛性についても改良が入る。防音材や防音合わせガラス、毛足の長いカーペットなどを組み合わせ、ロードノイズや風切り音、交通騒音の抑制を図った。結果として、走行中の会話の明瞭度を示す指数(Articulation Index)が13%向上したとしている。
アストンマーティン DBX GT走行性能では、DBX GTの心臓部にDBX Sと同じビスポークの4.0LツインターボV8エンジンを搭載する。出力は727PS、最大トルクは900Nm。0-100km/hは3.3秒、最高速度は310km/hとした。
ブレーキはDBX Sと同じく、フロント420mm、リア390mmのカーボンセラミック製を装備する。ステアリングギア比もDBX Sと同様で、最小回転直径は12mとしている。
サスペンションはダンパー設定の調整見直しと独自改良を実施。固有のダンパーバルブシステムにより、悪路でのしなやかさと、走行時のボディコントロール維持を両立させるとしている。
DBX GTのデリバリーは2026年の第4四半期から開始予定だ。




