鮮やかなブルーパールのボディに低く構えたフォルム。ひと目で相当手が入っていると分かるKIAさんのAW11型トヨタ『MR2』だが、最大の魅力はその来歴にある。(CARTUNE ALL USERS MEET神戸)
KIAさん トヨタMR2(AW11)…CARTUNE ALL USERS MEET神戸
このMR2はKIAさんが高校1年生のときに手に入れた、人生最初の愛車だ。MR2に惹かれたのは小学6年生の頃。特徴的なスタイルにひと目惚れし、やがてクルマ好きの父親もMR2を所有するようになった。そして高校1年生のとき、店頭に並んでいた現在の個体を発見。父親と相談して購入し、積載車で自宅へ運び込んだところ母親にはかなり驚かれたという。そこから父親に教わりながら整備を覚え、二人で少しずつ手を入れてきた。その所有歴はすでに約23年に及ぶ。
KIAさん トヨタMR2(AW11)…CARTUNE ALL USERS MEET神戸ベースは昭和63年式のG。外装はもともとホワイトだったが、現在のブルーパールマイカへDIYでオールペンした。しかも外側だけを塗ったのではなく、一度ボディをバラして室内側まで塗装。自宅にブルーシートを張り、照明を手にしながら作業したという。過去に板金塗装の仕事を経験していたこともあり、その仕上がりはDIYとは思えないほど完成度が高い。
KIAさん トヨタMR2(AW11)…CARTUNE ALL USERS MEET神戸足元にはウェッズTC005の16インチを装着し、ラルグスのサスペンションをセット。前後フェンダーにも手を加え、AW11らしいコンパクトなボディを低くワイドなシルエットへ仕上げている。
KIAさん トヨタMR2(AW11)…CARTUNE ALL USERS MEET神戸マフラーはFD2型ホンダ『シビック』用をベースに加工した自作品。既製品を組み合わせるだけではなく、自分で考えながら必要なものを作り上げるKIAさんのスタイルが随所に表れている。
KIAさん トヨタMR2(AW11)…CARTUNE ALL USERS MEET神戸そして最大の見どころとなるのがエンジンだ。4A-Gは5バルブ仕様へ換装され、むき出しのファンネルが並ぶ吸気まわりは迫力満点。このエンジンもKIAさん自身が組み上げたもので、制御には純正コンピューターを活用している。
さらにトランスミッションにはZZT231型トヨタ『セリカ』の6速MTを流用。旧世代のAW11に異なる世代のパーツを組み合わせながら、自分好みの走りへと進化させてきた。
KIAさん トヨタMR2(AW11)…CARTUNE ALL USERS MEET神戸インテリアも負けてはいない。RECAROシートを装着し、メーターまわりはDefiの追加メーターを中心にバイク用スピードメーターや他車種のトリップメーターを組み合わせて製作。
KIAさん トヨタMR2(AW11)…CARTUNE ALL USERS MEET神戸ナビまわりやセンターコンソールもMDFを使った自作品だ。市販品だけに頼らず必要なものを自ら形にしてきたからこそ、このAW11ならではの独特なコックピットが完成している。
KIAさん トヨタMR2(AW11)…CARTUNE ALL USERS MEET神戸以前はドリフトやサーキット走行も楽しんでいたが、現在はイベントやミーティング、旅行で乗る機会が中心になった。それでもカスタムへの興味は尽きず、今後はキャブ化やフルコン制御にも挑戦してみたいという。
KIAさん トヨタMR2(AW11)…CARTUNE ALL USERS MEET神戸高校生の頃から壊れては直し、試しては作り直すことを繰り返してきたAW11型MR2。これからの目標はシンプルに「一生乗り続けたい」。約23年という長い時間をともに過ごしてきたからこそ、その言葉にはKIAさんとMR2の深い関係が表れている。
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