セカンドカーとしてトヨタ『プリウス』を手に入れた片桐さん。メインカーの78プラドと同様にカーオーディオの高音質化を計画し、群馬県のサウンドステーション SUBLIMEでカロッツェリアのスピーカー交換を中心としたシステムアップを実施した。
◆プリウスのスピーカー交換にカロッツェリア「TS-V174S」を選択! 手軽に高音質を楽しめるシステムを構築
フロントスピーカーに選んだのはカロッツェリアのTS-V174S。ミッドバスはドアの純正位置にインナー取り付けされている。
ミッドバスの取り付けには確実で音質面でのメリットのあるカロッツェリアのメタルバッフルを用いている。普段使いのクルマとしてプリウスを増車した片桐さん。メインカーの78プラドにはお気に入りのカーオーディオシステムをインストールしており、セカンドカーのプリウスでも純正オーディオでは満足できなくなることを予想していた。そこで納車に合わせてスピーカー交換を中心とした高音質化を計画した。
プリウスの音作りの核となったのはカロッツェリアのVシリーズにラインアップされる2ウェイセパレートスピーカー「TS-V174S」だ。同社のカスタムフィットスピーカーのフラッグシップモデルであり、高音質に定評のあるユニットだ。オーナー自身もカロッツェリアのスピーカーを気に入っており、これまでもVシリーズやCシリーズなど数々のモデルを使ってきた経験がある。
「カロッツェリアのスピーカーはシャキッとした音の印象があって好きです。今回選んだTS-V174Sは角が取れた印象のサウンドが特に気に入っています。高域のキツさもないし好みのサウンドです。加えて解像度が高いのも良いところだと感じています」
取り付けはシンプルなスタイルを選択。ドアのミッドバスはカロッツェリアのメタルバッフルを利用したインナーバッフル取り付けとした。普段使いするプリウスだけにドアの加工は最小限に抑え、日常での使い勝手や車内の雰囲気を損なわないことも重要なテーマとなった。
◆純正位置にツイーターをスマートに埋め込み! ワンオフバッフルでプリウスの内装デザインを維持
普段使いのセカンドカーとして導入したプリウスだけに、大きな加工は無しで内装はシンプルに高音質化を果たしている。
フロントスピーカーにはVシリーズの2ウェイセパレートモデルを用いる。ツイーターは純正位置に埋め込み取り付けする。
純正グリルがセットされると中の様子は見えないのだが、純正位置にVシリーズのツイーターをセットするバッフルがワンオフされる。取り付けで注目したいのはダッシュボード上の純正スピーカー位置に収めたツイーターだ。Vシリーズのツイーターはカスタムフィットスピーカーとしてはやや大型だが、ブラケットを使ってダッシュ上に設置するのではなく純正の雰囲気を崩さないように純正位置へ完全に収めるインストールを実施した。
もちろんVシリーズのツイーターをそのまま純正位置に取り付けることはできない。そこで純正の取り付けマウントに合わせた専用バッフルをワンオフ製作。限られたスペースを有効活用しながら取り付け精度を高める工夫を凝らした。
その結果、ダッシュボード両サイドのスピーカー部分は純正グリルが見えるだけのストック然とした仕上がりとなった。ダッシュ上にツイーターを後付けするスタイルを好まなかったオーナーの希望通り、純正のイメージを崩すことなく高音質化を実現。見た目のスマートさと音質を両立したツイーター取り付けとなった。
◆サイバーナビXシリーズと薄型サブウーファーを移設! 内蔵DSP&アンプを生かしたシンプルな高音質システム
ヘッドユニットには音の良さと調整能力のレベルの高さで知られるカロッツェリアのサイバーナビXシリーズを用いる。
メインカーのプラドでも高音質を体験しているオーナーはサブウーファーも必須の装備。カロッツェリアのTS-WH1000Aをチョイス。
薄型ボディを持つサブウーファーはシート下のわずかなスペースにも設置できるのも魅力となった。ヘッドユニットにはカロッツェリアのサイバーナビXシリーズ「AVIC-CZ902XSIII」を採用した。高精度なDSPを内蔵し、音質にもこだわった高音質志向のカーナビだ。片桐さんは以前のクルマでもサイバーナビXシリーズを愛用しており、お気に入りのユニットだったことから今回のプリウスにも移設することにした。音質調整には内蔵DSPを利用し、スピーカーの駆動にも内蔵アンプを使用。シンプルな構成ながら高音質を狙ったシステムを構築している。
サブウーファーも前車からの移設だ。選んだのはカロッツェリアの薄型パワードサブウーファー「TS-WH1000A」。設置場所を選びにくい省スペース設計に加え、低い帯域まで再生できる低音再生能力が魅力のモデルだ。シート下に設置できるため車内スペースを犠牲にせず、普段使いするプリウスの実用性を維持できる点もお気に入りとなっている。
今回導入したTS-V174Sのサウンドを気に入っている片桐さんだが、さらなる高音質化も視野に入れている。今後は内蔵アンプの能力をより引き出すため、キャパシターの追加や電源強化も検討中だ。電源環境を改善することでアンプの動作を安定させ、音像の定位感や目の前に広がる音場表現をさらに高めることを目指している。ベテランオーナーらしく現在のシステムを生かしながら音質を熟成させていくステップアップを計画中だ。
次は電源関連のグレードアップでさらなる高音質を狙っている片桐さん。着実に高音質化へのステップを踏んでいる。土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者へ転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務し、独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がける。カーオーディオ雑誌の編集長も請け負い、現在もカーオーディオを中心としたライティング活動を続けている。

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