往年の急行追体験---東海&エキスポこだま 12月5日出発

往年の急行東海
往年の急行東海全 6 枚

日本旅行は、JR東海の373系特急型電車を貸し切り、往年の急行列車をモチーフに東海道本線を巡る「東海道本線急行列車の面影を訪ねる旅2日間」を企画した。出発日は12月5日。予約は10月27日15時からインターネットで受け付ける。

【画像全6枚】

往路は1966年の急行「東海2号」をモチーフにした昼行、復路は1970年の急行「エキスポこだま号」をモチーフにした夜行とし、かつての在来線長距離列車の旅を追体験する。東京発着と三島発着のプランを用意する。貸切列車の種別は特急となる。

1960年代の急行「東海」は、準急から急行となった東海道本線を代表する電車急行で、東京と名古屋・大垣を昼行ダイヤで結んでいた。1966年の「東海2号」は東京8時30分発、大垣14時34分着で、日中の東海道本線を走っていた。

今回の東京発着プランでは、12月5日9時に東京駅を特急「踊り子1号」で出発。三島駅で373系の貸切列車に乗り換える。静岡、浜松、豊橋、名古屋、大垣を経由し、美濃赤坂に17時50分に到着する。途中の主要駅に停車しながら東海道本線を西へ向かう行程だ。

美濃赤坂到着後は、参加者各自で復路の出発地となる名古屋へ移動する。

東海道本線をいく急行型電車東海道本線をいく急行型電車

復路のモチーフとなる「エキスポこだま号」は、1970年の大阪万博輸送で運行された列車だ。上り片道だけの設定で、新大阪発の新幹線最終便が出た後、大阪駅を22時58分に出発していた。

首都圏の朝のダイヤへの支障を避けるため、在来線の夜行列車は三島までとし、早朝に東京行き新幹線へ接続する設定だった。このため、在来線列車でありながら「こだま」の名称を名乗っていた。

三島で折り返した理由には別の説もある。車両不足で2編成を用意できず片道運行となり、大阪へ回送する時間を確保するため、東京まで運行できなかったというものだ。経緯には諸説ある。

東京駅の東海道本線急行。おそらく臨時運用東京駅の東海道本線急行。おそらく臨時運用

今回のツアーでも、在来線の夜行列車から三島で新幹線に乗り継ぐ行程を組んだ。12月6日0時30分に名古屋駅を373系の貸切列車で出発。静岡を経由して三島駅で新幹線「こだま900号」に乗り換え、東京駅に7時6分に到着する。

旅行代金は1人あたり、東京発着の貸切列車1人1席利用プランが大人3万5500円、小人3万3500円。窓側から並ぶ2席を1人で使うプランは、大人5万5500円、小人5万3500円となる。

東京発着では、車端部の半個室を利用するプランも設定する。4席を3人で使う場合は大人4万円、小人3万8000円、4人で使う場合は大人3万7500円、小人3万5500円だ。

三島発着は大人・小人同額で、貸切列車1人1席利用が2万8000円、1人2席利用が4万8000円。「踊り子」と新幹線「こだま」は、全プランとも座席位置の指定なしで1人1席利用となる。最少催行人員は100人。

373系特急型電車373系特急型電車

申し込みは日本旅行の鉄道・バス企画デスクのツアー目次ページから専用予約サイトへ進む。受付はインターネット限定で、店舗では取り扱わない。

《高木啓》

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