ルノーはジュネーブモーターショーで『メガーヌクーペ』のホットバージョン、『ルノースポール250』を発表。動画共有サイトでは、その走行シーンを収めたPRビデオを公開している。
ルノースポール250は、新開発2.0リットル直4ツインターボを搭載。最大出力は250ps/5500rpm、最大トルクは34.7kgm/3000rpmを発生する。従来の『R26.R』よりも20ps、4.1kgm強力なだけでなく、1900rpmで最大トルクの80%を発揮する柔軟性も併せ持つ。トランスミッションは6速MTだ。
2種類のシャシーセッティングが用意されるのも特徴。「スポーツ」は、一般道からサーキットまで幅広いシーンに対応。一方、「カップ」はサーキット仕様で、サスペンションはハードに固められ、強大なトラクションを得るLSDが組み込まれる。
外観は専用フロントバンパー、オーバーフェンダー、センターマフラー、ディフューザーなどで、機能性と見た目の迫力をアップ。室内はバケットシート、シフトアップインジケーター付きのタコメーター、アルミ製ペダルなどのスポーツ装備が奢られた。
ルノースポール250は、欧州では今年後半に発売予定。ホットな走りを予感させるPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。