【東京モーターショー出品車 RX-EVOLV Ver. 7】最終的には280psに到達予定の新ロータリーエンジン「RENESIS」

自動車 ニューモデル モーターショー

エンジンは、ついに280psを発生するようになる。といっても、現段階はまだ開発途中で出力は260ps前後だとエンジン開発担当者はいう。排気ポートをサイドにもってきたためポートデザインの自由度が上がり、ポートの面積とタイミングを回転数に応じて可変させている。これは、レシプロエンジンの可変バルブタイミングに相当する技術だ。加えて、3ステージ可変吸気システムも導入した。


新ロータリーエンジン「RENESIS」

これらの進歩により、エンジンはかなり高回転化された。現行のターボエンジンでは6500回転でピークパワーが出ていたのが、新エンジンでは9000回転でピークをむかえる。レッドゾーンはなんと10000回転からだ。

気になる環境対策だが、エミッションについてはカルフォルニアのULEVをすでにクリアしているという。「これから規制が厳しくなっても、クリアできるだろう」とは担当者。アイドリング燃費についても、現行比40%向上している。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. メルセデスベンツ初のEVワゴン、CLAシューティングブレーク新型…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る