【東京モーターショー出品車】トヨタ、ソアラ次期モデルにSLK似の収納式ハードトップを採用

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レクサス・スポーツ・クーペ
Lexus Sport Coupe

現行ソアラ(94年デビュー)の後継モデルで、北米市場にはレクサスブランドで輸出される大型クーペ。市販モデルの発売は2001年初頭の予定で、東京ショーではコンセプトカーとしての出品ながらエクステリアデザインの完成度は極めて高い。

大型クーペといっても全長は4515mmしかなく、コンパクトセダンのプログレとほぼ同じ。現行モデルに比べ約40cm短縮される。いっぽうで全幅は1825mmと、大きな違いはない。

この高級クーペの最大の特徴は、メルセデスベンツSLKのバリオルーフのような折りたたみ式アルミルーフ。スイッチひとつでフル電動オペレーションのルーフがスッキリ収納され、2+2のカブリオレに変身する。クォーター・ウインドウも自動で下りるが、所要時間は20秒と少々長め。

エンジンは、V8でVVT-iを装備する。排気量は発表されていないが4ℓの可能性が高い。ゲート式の5ATとの組み合わせとなる。

プラットフォームは、GS300(アリスト)やIS200(アルテッツァ)のものを流用しているとの情報もあるが、確認はしていない。サスペンションも前後ともダブルウィッシュボーンで、他のFRレクサスと同じ形式。タイヤは245/40ZR18をはく。高級クーペらしいところでは、オープン時とクローズド時の両方の快適性を追及した新しい空調システムを導入している。制御ロジックで内気センサーをキャンセルし、外気温に近づける「オープンモード」が追加されている。

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