98年度のエネルギー消費、運輸部門の伸び縮小

自動車 社会 社会

通産省資源エネルギー庁は、98年度のエネルギー需給実績の速報値を発表した。自動 車など運輸部門のエネルギー消費量は前の年度に比べ1.1%増えたものの、伸び率は不況の影響もあり過去5年間で最低だった。

だが産業部門が3%減と6年ぶりのマイナスに転じたのにたいし、運輸部門のエネルギー消費はこの不況のなかでも依然として増加基調を維持。運輸部門は、エネルギー消費により排出される二酸化炭素量の25%を占めるだけに、改善の余地も大きいものとみられ、さらに対策の上乗せを求められる可能性もある。

政府は2010年の新たな燃費改善目標を定めたが、今後は都市部の渋滞解消や交通の分散化、あるいは燃料への課税を増やすなど多面的な対応によって無駄なエネルギー消費を抑えていくことを政府や自治体が真剣に検討する必要があるだろう。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る