【東京ショーD視点 Vol. 1】アメリカの新進気鋭のデザイナーが自動車デザインに初挑戦!

自動車 ニューモデル モーターショー

フォードのショーカー“O21C”はコンパクトな4ドア・4シーターだ。ターゲット・ユーザーはこれからクルマの購入を考えようかとしいう若者。ちょっとレトロで、ちょっと未来的で、ちょっとおもちゃっぽいスタイリングだ。フォードのデザイン担当副社長、Jメイズはデザインはエンターテイメントだと語ったことがある。現職に就任して間もないので量産フォード車で彼のデザインを見ることはできないが、同じショーカーの“サンダーバード”を見れば、彼のいうことは理解できる。

 

東京ショーのために来日していたメイズ副社長に話を聞くことができた。O21Cはキュートですね、と感想を述べると「そう見えたかな。ねらいはその通りだ。自動車デザイナーではなく、プロダクト・デザイナーの協力で、1年以上前から進めていたプロジェクトだ」とメイズは答えた。


Jメイズ(デザイン担当副社長。Jは頭文字ではなく、これ1文字で名前)

O21Cをデザインしたのはマーク・ニューソンというデザイナー。腕時計などのプロダクト(製品)をデザインして若い消費者に人気のデザイナーだ。そういわれてO21Cを見てみれば、O21Cは、いかにもトレンディなデザインだ。スポーツカーばかりが若さではない。

また技術的に見ても、 単純な造型で構成されていたり、共通部品を多用したり、従来のカーデザインとは違ったテイストが感じられる。キュートな見かけ以上に濃い内容をもった1台だ。

《高木啓》

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