道路トンネルの点検結果は?

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建設省は、道路トンネルの点検結果をまとめるとともに、今後トンネルの維持、管理、補修の安全度を判定するための調査・対策を策定する。

今年6月のJR山陽新幹線のトンネル剥落事故が発生したことから、建設省では、7月に高速道路と一般道路の管理者宛てに、70年代に施工されたトンネルのうち、コンクリートで不連続面になっている施工上の打継目部分でコールドジョイントと呼ばれる部分の緊急点検を指示した。3529トンネルで目視点検し、うち435トンネルで4549カ所のコールドジョイントが確認された。これをハンマーで打音調査したところ74トンネルで145ヵ所でひび割れ、水漏れが発見され、これらは今後、剥落防止や漏水防止の応急対策を実施する予定だ。

さらに、予想以上にトンネルの劣化が進んでいたため、道路トンネルの点検、維持、補修の手法、評価について全面的に見直す。同時に、今回緊急点検した70年以外のトンネルについて高速道路と建設省直轄管理の国道は全トンネルを点検し、地方自治体管理の道路でも引き続き点検を要請して、事故の未然防止を図っていく。

《レスポンス編集部》

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