【東京ショー速報 Vol. 48】VW、話題の高性能ディーゼルは出品されず

自動車 ニューモデル モーターショー

第33回東京モーターショーの最大の関心事は、21世紀になってもクルマに乗り続けるために、環境問題を解決する技術開発がどのくらい進んだかということ。フランクフルトショーでフォルクスワーゲン(VW)の低公害化された高性能1.9ℓターボディーゼル(150ps)が注目を浴びたことから、東京でも出品が期待されていた。が、フタをあけてみるとそうしたハイテクの展示はなし。記者会見でも、好調な売れ行きのニュービートルに右ハンドルが追加される(2000年1月)ことなど、販売車種のPRが中心となった。


VWニユービートル右ハンドル

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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