| 最大の変更点は誰にでも見ればわかるものだ。日本でも議論の的となるであろうリアスポイラーである。これはハイスピード時に、空気の流れがボディを持ち上げてしまうのを防ぐために取り付けられた。いわゆるダウンフォースを得るためだ。 アウディの発表によると、200km/h走行時に65kgだった持ち上げる力が、スポイラーを取り付けることで24kgまで減らすことができたという。アウディは、24kgのリフト量というとS3とほぼ同じだという。このスポイラーがエクステリアに与える影響は計り知れない。TTの最大の特徴でもあるのだ。しかし、ヘイシング氏は「我われも多くの議論をしたが、容易な方法を選んだ」とコメントしている。 他には、リアにスポイラーを取り付け、足回りに手を加え、電子制御スタビリティ・コントロール・プログラム(ESP)を追加することになった。機械的な変更箇所は、大きなブッシュをもち、ブレーキング時にトーアウトになるようにコンプライアンス(たわみ)を設定したロワー・ウィッシュボーンがまずひとつ。さらに、アンチロールバー(スタビライザー)の直径をフロントを20mmまで太く、リアは14mmまで細くした。ダンパーは縮み側が若干ハードに、伸び側がいくらかソフトにしている。 |
【アウディTT改良型インプレ vol. 2】「スポイラー装着はもっとも手軽な方法だった」とエンジニア氏
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