高齢化社会に求められるバス、赤字路線でいまが苦しい

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景気は回復の足取りがまだおぼつかない状態だが、リース業界では輸送機械を中心にして着実に明るさがみえてきているようだ。

通産省が毎月発表している「特定サービス産業動態統計速報」の10月分によると、輸送機械のリース契約高は、前の年の同じ月にくらべ37%も増えた。需要が増えたのはフォークリフトなどの産業機械が中心だったようだが、自動車でもバスの新規需要が増えたのだという。

バス会社の経営は赤字路線の増加により経営がきびしくなっている。このため2001年までに行われるとされる規制緩和によりバス会社では赤字路線からの撤退が相次ぐとみられている。しかし、高齢時代をひかえ公共交通機関としてのバスの必要性も一方ではさけばれており、多様なかたちでの新規参入が増える可能性もあるようだ。

《編集部》

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