ネットでクルマの登録が可能に……でも時間と費用は増える!! ええっ?

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自動車保有関係の“ワンストップ”プロジェクトに関するバーチャル・エージェンシー(省庁を横断して組織された、総理大臣の諮問機関)が最終報告をまとめた。それによると2005年を目途に、自動車の保有のための行政手続きを電子化するワンストップ・サービスをスタートさせる。

ワンストップ・サービスとは、新規登録、移転登録、抹消登録などの自動車の保有に関する手続きを1カ所か1回で可能となるというできるという意味。今回の最終報告によると自動車の新規登録や所有権移転登録、変更登録、廃車にする抹消登録が対象となる。

例えば新車を購入して自分で登録を申請する場合、自賠責保険に加入してからパソコンを使って、ワンストップ・サービス機関に登録を申請し、各種税金や手数料をインターネット・バンキングで納付する。ワンストップ・サービス機関は申請を本人からであること確認、税金・手数料の徴収、駐車場があることなどを確認した後、登録検査事務所に情報を伝達し、それを審査してから登録、申請者宅にナンバーが送付されるというもの。

電子化を利用すると自宅に居ながらナンバーが取得できるメリットはあるが、従来より取得までの日数がかかるほか、手数料なども従来より高くなる。急いで、あるいは安くナンバーを取得したいユーザーのために従来のやり方も継続される。

電子化によるワンストップ・サービスは2005年を目標としているが、システムの構築が完成した地域から段階的に実施していく方針だ。システムがスタートすれば、登録などは大幅に簡素化される見通し。

《レスポンス編集部》

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