現代自動車がフルサイズセダンをアメリカ市場に投入

自動車 ビジネス 企業動向

現代自動車は、アメリカ国内では小型セダンのメーカーとしての位置付けが強いが、今年の終わりには韓国内で『XGグランディア』の名前で販売しているフルサイズセダンを販売する。XGグランディアは現代がアメリカで販売しているなかで最大のソナタよりも大きい。販売価格は2万2000から2万4000ドルで予定され、ラグジュアリーのフルサイズセダンとしてはかなり値安感がある。

現代自動車は「我が社のソナタに乗っているユーザーの中には、現代の技術、価格などに満足感を覚え、次も現代のクルマを、と考える人も多い。しかしより大型でラグジュアリー仕様を求めるユーザーも多く、そうしたユーザーの声に答えるためXGの導入を決定した」とコメントしており、現代が小型で安価な自動車メーカーからフルラインナップのメーカーとして、アメリカ国内での位置付けを変えようとしていることが伺える。

価格の割に装備の揃った新しい現代のフルサイズセダンは、アメリカでどのように評価されるのか興味のあるところだ。

《土方細秩子》

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 【スズキ クロスビー 改良新型】フルモデルチェンジ級進化の原点は「ハスラーとの差別化」だった
  5. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る