【ボンドカーの真実を探る Vol. 6】「クルマは壊さないで返してくれたまえ」

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【ボンドカーの真実を探る Vol. 6】「クルマは壊さないで返してくれたまえ」
【ボンドカーの真実を探る Vol. 6】「クルマは壊さないで返してくれたまえ」 全 1 枚 拡大写真

ボンドカーはMI-6の武器担当セクション“Q”課が用意する。写真は『トゥモロー・ネバー・ダイ』でミスター“Q”がボンドに対しBMW『750iL』改を渡そうとしているところ。Qは「ブースロイド少佐」という役名をもつが、たいてい所属部署名で呼ばれる。

背後の檻の豹にお気付きだろうか。Qがコンテナを間違えて開けるとBMW(ドイツ車)ではなくジャガー(イギリス車)がいたというくすぐりだったが、刺激が強いと判断されたのか編集でカットされたそうだ。そのせいあってか、次回作からボンドカーはジャガーと同じフォード・グループのアストンマーチンになるようだ。

長年Qを演じてきたデズモンド・リューウェリンは、昨年12月19日、映画封切り直前に交通事故でなくなった。自伝のサイン会からの帰途ロンドン近郊で、リューウェリンの運転するルノー『メガーヌ』はフィアット『ブラーバ』と正面衝突を起こした。当局は、天候は原因ではないとコメントしただけで事故原因は明らかにされていない。

最新作『ワールド・イズ・ノット・イナフ』の後、次回作にリューウェリンがQとして出演するかどうかがファンの間ではひとつの話題になっていたが、こんな形で答えが出ようとは……。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  5. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る