9日、10日のプレスデイに続いて、11日からシカゴ・オートショーの一般公開が始まった。主催はシカゴ自動車商業協会、会場は複合商業施設のマコーミック・プレイス。例年より重要モデルの発表が多い、と特派員からの第一報である。
2000年エディションの展示台数はおよそ1000台。今回のシカゴ・オートショーは会場面積が7万5600平方メートルで、アメリカ最大級。昨年の入場者数は過去最高の121万6000人を記録し、引き続き好景気の2000年はその数字を上回るかも知れない。
また2000年は第92回を数え、アメリカの自動車ショーではもっとも長い歴史をもつ。ビッグ3がお膝元のデトロイト・ショーをてこ入れする80年代までは、内容の点でもアメリカのベスト・ショーだった。今回、その伝統が復活するか。
