日本の自動車産業、ついに斜陽産業に……?

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三菱自動車工業は、アメリカでSUV(スポーツユーティリティビークル)を生産すると発表した。日本から輸出している『チャレンジャー』(現地名『モンテロスポーツ』)を2003年から現地生産に切り替えるもので、総額10億ドルを投資して生産設備を改修、現在ギャランなどを生産している現地生産拠点MMMA(イリノイ州)で生産する。

チャレンジャーはアメリカでの人気が日本でのそれを上回っており、日本の生産拠点ではアメリカ輸出むけとして多い時で月に1万台程度を生産しているという。

アメリカ向けをすべて現地生産にきりかえるのかどうかは不明。しかし、同社に限らず、自動車メーカー各社は次々に現地生産化をすすめており、輸出のウエイトが高い日本の自動車産業はだんだんと規模が縮小していきそうだ。

《編集部》

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