【VWゴルフにワゴン追加発表! Vol. 3】ヨーロッパ車のエンジンはどんどん小さくなる!?

自動車 ニューモデル 新型車
【VWゴルフにワゴン追加発表! Vol. 3】ヨーロッパ車のエンジンはどんどん小さくなる!?
【VWゴルフにワゴン追加発表! Vol. 3】ヨーロッパ車のエンジンはどんどん小さくなる!? 全 3 枚 拡大写真

新型『ゴルフ・ワゴン』は、2リットル・エンジンの『GLi』と、1.6リットル・エンジンの『E』の2本立てとなっている。『E』の1.6リットル・ユニットは、ハッチバックの『ゴルフE』に搭載されているものと同一で、新設計のオールアルミ製となっており、101PS/5600rpmの再高出力、14.8kgm/3800rpmの最大トルクや、ATのギア比も同じとなっている。

ところで最近、『ゴルフ』をはじめとするいわゆる「Cセグメント」に属する欧州車が、続々と1.6リットル仕様を導入しているのにお気付きだろうか。日本仕様ではまずオペルが98年のモデルチェンジから『アストラ』のハッチバックとワゴンに、1.6リットル仕様を導入。そして2000年モデルからは、ルノーが『メガーヌ』を全車1.6リットルとし、シトロエンも『サクソ』のハッチバックとブレークに1.6リットルを設定した。

そして大御所フォルクスワーゲンも、今回の『ゴルフ・ワゴン』で、ハッチバックとワゴンの両方に1.6リットル仕様を設定したのだった。さらに、間もなく日本市場に導入されるフォード『フォーカス』にも、1.6リットルが設定される予定だという。

こうした動きは、言い換えると「1.8リットル・エンジンの廃止と、1.6リットルへの置き換え」と見ることができる。その背景には、ヨーロッパの自動車メーカー各社から新世代の1.6リットル・ユニットが登場したことがある。

どのメーカーの広報マンに尋ねても「新設計の1.6リットルはパワフルで効率がよいため、走りの点でも従来の古い1.8リットルに遜色がなく、しかも燃費や排ガスの点で優れているから」との答えが返ってくる。どうやらエンジンのサイズダウンは、今後のヨーロッパ車のトレンドとなるようだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る