北米の成長市場にアウディ初のSUV『オールロード・クワトロ』で参入

自動車 ニューモデル 新型車
北米の成長市場にアウディ初のSUV『オールロード・クワトロ』で参入
北米の成長市場にアウディ初のSUV『オールロード・クワトロ』で参入 全 1 枚 拡大写真

アウディ『オールロード・クワトロ』の最初の広報写真がリリースされた。1998年のデトロイト・モーターショーに出展され好評を得たクロスオーバー・コンセプトカーと車名、外観、メカニズムは同じで、その量産型となる。実車のデビューはジュネーブ・モーターショーの予定。

オールロード・クワトロは北米で人気上昇中のラグジャリーSUVであり、BMW『X5』とメルセデスベンツ『Mクラス』に対するインゴルシュタットからの解答だ。クルマの成り立ちはボルボ『V70XC』に似ているものの、アウディのほうがよりラグジャリーで、動力性能はより強力である。

『A6アバント』をベースにしたオールロード・クワトロは、モデル発表時点でツインターボ、30バルブ、2.7リットルV6エンジン(S4に同じ)と、トルク重視の24バルブ、2.5リットルV6ターボディーゼルの2機種のエンジンが選択肢にある。

駆動力はアウディ伝統の「クワトロ」システムを介して四輪に伝わり、トランスミッションは 6MT、極悪路や滑りやすい急な上り坂のためにローレンジが選べる。

オールロード・クワトロがライバルのSUV群と一線を画すのは、そのエア・サスペンションだ。多数のセンサーを備え、路面状況と空力特性に応じてグラウンドクリアランスを変化させる。車速が増すとこのシステムは4段階にボディを下げ、最大208mmから細小142mmまでグランドクリアランスは変化するのだ。

なおアウディでは、最大ペイロードは650kg、最大牽引重量は2300kgと発表している。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  3. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
  4. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る