好材料だけではない……米ビッグ3による“ネット購買革命”の側面

自動車 テクノロジー ネット
好材料だけではない……米ビッグ3による“ネット購買革命”の側面
好材料だけではない……米ビッグ3による“ネット購買革命”の側面 全 1 枚 拡大写真

ゼネラルモーターズ(GM)、フォード、ダイムラークライスラーの3社はこのほど、インターネット部品購買サイトを運営する新会社を共同設立すると発表した。3社が独自に構築してきた部品調達サイトを統合したうえで、トヨタ自動車など他メーカーへも参画をあらためて呼びかける。新サイトの年間取引額は2500億ドル(約27兆円)以上に達する可能性がある。

新会社は3社の均等出資で3月中にも設立される見通し。システム開発は電子商取引(EC)大手の米コマース・ワンやソフトウェア大手の米オラクルが行う。統合によりサイトの開発・運営コスト削減を目指す。

自動車メーカーの年間購買額は巨額の一言。GMは870億ドル、フォードは800億ドルに及んでいる。3社は、それぞれの取引先、数千社を新サイトに参画させる見通し。市場規模によるコストダウン効果や、時代に取り残されることを恐れて日系メーカーも参画を真剣に検討し始めている。

ただ、今回の統合は「独自サイトの参加状況が思わしくなかったため、やむを得ず統合に踏み切った」という指摘も…。ネット調達がどうなるか、予断を許さない。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る