【ジュネーブショー速報 Vol. 7】セアト『サルサ』にアルファ156の面影はあるか!?

自動車 ニューモデル モーターショー
【ジュネーブショー速報 Vol. 7】セアト『サルサ』にアルファ156の面影はあるか!?
【ジュネーブショー速報 Vol. 7】セアト『サルサ』にアルファ156の面影はあるか!? 全 4 枚 拡大写真

セアトの技術ショーケースといえるコンセプトカー『サルサ』は社内でデザインされた。セアトではサルサのコンセプトをMDC、マルチドラニイビング・コンセプトと呼ぶ。従来のマルチパーパスビークル・コンセプトを洗練させ、ピープルキャリアとしての機能性とクーペのようにスポーティなラインとを融合させたという。

スペイン、マートレルにあるデザインセンターの指揮官はヴァルター・デシルバ。アルファ156をデザインした才能だが、1年ほど前にセアトに移籍、セアトから発表される作品ではサルサが初めてになる。1999年1月にデザイン部長に就任以来、デシルバは企業イメージの確認、強化に努めてきた。サルサは彼のチームの努力が表に現れたいい例だ。

「サルサは将来のセアト全体像を示している。忘れていいけないことはファミリーフィーリングだ。その上で1台1台の個性が必要だ」とデシルバはいう。「サイドのキャラクター・ラインはロマンチックな存在だが、クルマ全体の形に融合している」

サルサは量産されるのだろうか? デシルバは言葉を選びながら答える。「サルサは様々な点で現代ふうのスポーツ感覚を表現しているので、市場でいい位置を占めると思う。そして予想できる将来を前提としてデザインされたクルマだ」

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る