SAEショーで注目必至、燃料電池技術にひとつのブレイクスルー

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デトロイトで開催されるSAEショーは、クルマそのものを中心に据えているのではなく、クルマに関する最新のテクノロジーに焦点を当てたオートショーだ。そこではさまざまな未来の技術が披露されるが、中でも注目を集めそうなのがTIグループオートモティブによる未来の燃料電池技術だ。

今回TIが発表するのは、業界初の電気的に管理された燃料貯蓄と放出システム、2000xスマートタンク。これはタンクに独自のコンピュータ制御装置が組み込まれ、車側のコンピュータコマンドと連動して燃料の貯蓄、放出を行うという技術である。この技術を用いたタンクには従来のタンクに見られたジョイントや接続のための穴が無くなり、すべての燃料電池の反応などをプラスチックタンクの中だけで行うことができる。しかも燃料電池の副産物として出る水蒸気から装置を守るための水蒸気バリアつき。この燃料タンクを用いることにより、車は軽量化、効率化、損傷の軽減、パフォーマンスの増大などを達成することができるという。

燃料電池は最新の技術だけに、市販化までにはクリアしなければならない点がまだまだ多い。今回のTIによるソリューションは問題のいくつかに対する答えを出し、燃料電池の実用化を促進する技術だ。今後過熱すると思われる燃料電池の技術開発の上で、一歩進んだテクノロジーとして注目を集めることは間違いない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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